赤人と青人というものが世の中に存在する
彼らの姿形は人間そのものである
だが、怒ったり泣いたり
極度に動揺すると互いの肌の色が変わる
赤人は真っ赤になり
青人は真っ青になる
それも赤みがかるとか青ざめたとかそういう微妙な変化ではない
原色の赤と原色の青に変わるのである
赤人は怒ると、人間の皮をはいで食べる
(捕まると恐ろしい腕力で逃げられない)
ただし、皮以外は食べないので、痛みを我慢すれば助かるかもしれない
だがほとんど出血多量やショックで死ぬ
そして青人は人間を捕まえと体液のほとんどを吸い取る
尿や血や鼻水や唾液をである
だから人間は最終的に干からびる
そして世の中にはもっと残忍な黄人というのが存在する
黄人が食べるものは、人間の心だ
人間の心を破壊することで、黄人は満足するのだ
黄人は狙った人間にずっとつきまとう
どこにいてもじっと見つめ続ける
黄人は体の形状を自由に変えられるので、家の中までずっとついてくる
これを1ヶ月やられると人間の精神は崩壊する
黄人は何度追い払ってもついてくるのだ
そして黄人が飽きると
赤人と青人を呼ぶ
赤人と青人は頭が悪いので黄人に良いように操られる
だから黄人に会ったら死んだも同じなのだ
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話