短編1
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赤人と青人と黄人

赤人と青人というものが世の中に存在する

彼らの姿形は人間そのものである

だが、怒ったり泣いたり

極度に動揺すると互いの肌の色が変わる

赤人は真っ赤になり

青人は真っ青になる

それも赤みがかるとか青ざめたとかそういう微妙な変化ではない

原色の赤と原色の青に変わるのである

赤人は怒ると、人間の皮をはいで食べる

(捕まると恐ろしい腕力で逃げられない)

ただし、皮以外は食べないので、痛みを我慢すれば助かるかもしれない

だがほとんど出血多量やショックで死ぬ

そして青人は人間を捕まえと体液のほとんどを吸い取る

尿や血や鼻水や唾液をである

だから人間は最終的に干からびる

そして世の中にはもっと残忍な黄人というのが存在する

黄人が食べるものは、人間の心だ

人間の心を破壊することで、黄人は満足するのだ

黄人は狙った人間にずっとつきまとう

どこにいてもじっと見つめ続ける

黄人は体の形状を自由に変えられるので、家の中までずっとついてくる

これを1ヶ月やられると人間の精神は崩壊する

黄人は何度追い払ってもついてくるのだ

そして黄人が飽きると

赤人と青人を呼ぶ

赤人と青人は頭が悪いので黄人に良いように操られる

だから黄人に会ったら死んだも同じなのだ

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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