短編2
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まじで!?

以前、『安堵』を投稿した者です。

あまり怖くないかもです。

ハイハイしか出来なかった娘も大きくなり小一、お兄ちゃんは中一の頃のお話です。

季節は冬真っ只中でした。

晩ご飯の後子供たちと旦那さんが時間差をおいてお風呂に入ってた時です。

(うちの家はとても狭く、玄関-風呂場-居間と5mと離れていません。)

私はまたまた居間で横になってテレビを見ていました。

先に息子があがって身体を拭き始めました。

続いて娘。

まだ小一だから

(自分でちゃんと拭けるかなぁ?)

って見てたんです。

私の位置から風呂場の方を見ると、脱衣所がない為ちょうど正面に玄関が見えます。

皆さんお分かりになると思いますが、冬の寒い時いつも以上に風呂場の窓ガラスとか曇りますよね?

その時も子供達が出て来た時の湯気で玄関に大量の結露が…。

………何か違和感がある……。

ジーッと目を凝らして見てみる。

何か書いてある。

近寄り

読んでみる

「いってきます」

うちの誰の筆跡でもなく、たった今書いたのを物語るように文字の所々水滴がながれている。

叫びましたね。

総毛立ちましたね。

お風呂入ってた旦那よびましたね。

「これ何!?気持ちわるいっ!消してっ!!!」

だ~れも消してくれない…。

泣きながら消しました。

「いってきます。

って帰ってくるんかい!!」

と突っ込みながら………。

「ただいま」

と書かれる前に引っ越しいたしました。

おしまい。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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