短編2
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おばあちゃん

私が中学生の時に、実際に体験した話しです。怖くは無いですが、お付き合い頂けたら有り難いです。

私のおばあちゃんは、私が中学生の時亡くなりました。

葬式が済み、四十九日を迎える位の時、夜一時位だったと思います。

当時、母は膵臓を患っていて、入退院を繰り返してました。

その日は、具合が悪く、朝から床に伏せていました。

夜、私は眠れず、2階の自室のベッドに横になりながら、漫画本を読んでいました。すると…

下の和室から、畳を擦り歩く音が聞こえ、それは廊下を擦り歩き、そして一段また一段と階段を上がってきました。

そして、私の部屋の前で一旦立ち止まり、そして父と母と弟の寝ている部屋の扉をガラガラと開ける音が聞こえました。

5分位でしょうか…

耳を澄ましていると、足音がまた階段を降りていきました。

そして、擦り足で廊下を移動し、和室の畳を擦り歩き、部屋の中央辺りで音は消えました。

初めは、不信に思った私は、部屋に置いてあったエアガンを持って、忍び足で下に降りていき、各部屋を確認しましたが、誰も居ませんでした。

それが、1週間続きました。(全く同じ時間です)

両親に深夜の出来事を話すと、「それは多分、おばあちゃんだよ…」との事でした。

私が体験する前、母が具合悪く、昼間に和室で横になっていると、上から覗き込む人の気配を感じたそうです。

それが現れた時、それまで痛かったお腹の痛みが、ゆっくりと和らいでいったそうです。

母は、おばあちゃんが心配して来てくれたと、確信したそうです。

そう言われれば、生前おばあちゃんは、うちに泊まりに来たとき、いつも和室で寝ていました。それに、おばあちゃんは、足が悪くいつも擦り足で歩いていた事を思い出しました。

おばあちゃん、一時でも疑ってゴメンね…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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