短編2
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ギィィーバタン

私が小学校3年生の時、実際にあった話です。

私の通ってた小学校は、新校舎・旧校舎がありました。

私達3年生は、旧校舎でした。

私達のクラスは3階の階段のすぐ横でした。

その上は屋上になっていて、踊り場と鉄の扉…そして鉄格子がありました。

鉄格子には、大きい南京錠が掛けてあり、普段は鍵がしっかりと掛けられていました。(休み時間に屋上に出るのを阻止するためだそうです)

暑さの残る2学期の初め、2時限目の授業が終わる15分位前のこと…

「ギィィーバタン…ギィィーバタン…」

と聞こえてきたのです。

先生も含め隣のクラス・階段の反対側のクラスからも、「なんだ?なんだ?何の音だ?」と言う声が聞こえてきました。

先生は授業を中断し、音の鳴ってる方へ駆けていきました…

当然、私達生徒も皆一斉に駆けていきました。

音の元へ行くと、屋上の入口の踊り場でした。

皆、我が目を疑いました。

鉄格子が勝手に「ギィィーバタン…ギィィーバタン…ギィィーバタン…」と物凄い勢いで開いたり閉まったりしてました…

その光景に先生も近づくことが出来ず、女子生徒は「キャャャャャ」と叫び逃げ出してました。

職員室からも先生がやってきて、「ほらみんな教室にもどれ!」と言いましたが、その異様とも言える光景に、男子生徒は恐怖と好奇心で興奮状態!

なんとか教室に戻り、3時限目の授業が始まりました。

授業中も相変わらず、「ギィィーバタン…ギィィーバタン…ギィィーバタン…」と鳴っていました。

4時限目の頃には、音はすっかり止んでいました。給食を食べ終わり、あの場所へ数人で行きましたが、南京錠がしっかり掛かっていて、とても開けられそうに有りませんでした。

長文失礼しました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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