短編1
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  逆探知  

ある女性が気味の悪い無言電話に悩まされていた。

「もしもし?」

「………」

「もしもし?」

「………」

いつもここで怖くなって電話を切るのだが、我慢できなくなって、彼女は叫びました。

「いい加減にしてよね!」

すると受話器のむこうから、押し殺したような声が聞こえたのです。

相手が喋ったのはこれがはじめてです。

「殺してやる」

さすがに怖くなって身の危険を感じた彼女は、だめでもともとと警察に相談してみました。

ところが最近は、そういったストーカーの犯罪が深刻化しているためか警察は詳しく話を聞いた上で彼女の電話に逆探知機を設置して捜査を行ってくれることになったのです。

次の日もやはり、無言電話はかかってきました。慎重に受話器を取り上げ、耳に押し当てる女性。

「もしもし?」

「殺してやる」

昨晩のあの声でした。その時です。彼女の携帯が鳴りました。警察からです

「すぐに部屋から出なさい!」

怖い話投稿:ホラーテラー 人骨ラーメンさん  

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