ようこそ、夢のマイホームへ
新居を探す若いカップルが不動産屋に紹介された住宅地は、脱出不可能な迷宮だったー。マイホームを持つという夢が、やがて悪夢に変わる- 我々の暮らしにも潜んでいるかもしれない日常の落とし穴を、期待と不安を織り交ぜながら描いた映画『ビバリウム』。本作を手掛けたのは、新鋭ホラー監督ロルカン・フィネガン。ワールドプレミア上映されたカンヌ国際映画祭では、観客が騒然となり話題が沸騰!上品な映像かつ容赦ない展開を生み出す危険な才能が、今後、目が離せない<要注意人物>であることを証明した。
若いカップルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』主演のジェシー・アイゼンバーグと、『グリーンルーム』『マイ・ファニー・レディー』などに出演する注目女優イモージェン・プーツ。住宅地から出られなくなったうえに、誰の子かわからない赤ん坊を育てることになってしまうカップルの、精神が崩壊していく様を見事に演じる。特に若い女性ジェマを演じたプーツは、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で【最優秀女優賞】を受賞。その“母なる狂気”は世界から賞賛を受けた。一度踏み入れたら戻れない、極限のラビリンス・スリラーに、あなたの精神は耐えられるか?
STORY
新居を探すトム(アイゼンバーグ)とジェマ(プーツ)は、ふと足を踏み入れた不動産屋から、全く同じ家が並ぶ住宅地<Yonder(ヨンダー)>を紹介される。内見を終え帰ろうとすると、ついさっきまで案内していた不動産屋が見当たらない。不安に思った二人は、帰路につこうと車を走らせるが、どこまでいっても景色は一向に変わらない。二人はこの住宅地から抜け出せなくなってしまったのだ―
そこへ送られてきた一つの段ボール。中には誰の子かわからない生まれたばかりの赤ん坊。
果たして二人はこの住宅地から出ることができるのか―?
公開日
2021年3月12日(金)公開
劇場
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