酷暑厳しい中、いかがお過ごしでしょうか。
体調を崩されないよう、皆さまご自愛ください。

さて、夏と言えば怪談。

お題掲示板、夏バージョンを立てましたので、振るってご参加くださいませ。
400字縛りは少々難しかったので、今回は1000字でいかがでしょうか。

ではまず、私から3つほどお題を。

「自由研究」「花火」「すいか」
カイト様より追加お題

「ひまわり」「蚊」「夕立」

追加お題
「キャンプ」「海水浴」「雷」

では、どうぞw

@ロビンⓂ︎ 様
あれ?なんのことですかね?
あ、もしかして、お腹が緑色の柏餅みたいなやつのことですか?w

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ふふふ…よもつ先生、やりましたね♪おめでとうございます(意味深な表情をしている)

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@ロビンⓂ︎ 様
それでは会いに行かねばなりませんねえ( ̄ー ̄)ニヤリ
ちなみにホモ専ババアではなく、ホムセンババアです。

返信

よもつ先生、安心してください。ロビンは黒龍を六体確保しております。もし、キラフレンドになれたら一体差し上げますよ?…ひひ…

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@ロビンⓂ︎ 様
夏も終わりますね。
レックウザ、イロチ難民のよもつです。
30匹全てが緑です。(´;ω;`)ウゥゥ

返信

@mami-2 様
お久しぶりです。
私も最近、パートの労働時間のアレに引っかかってしまって、やむなく労働時間を増やされてしまい、なけなしの給料から社会保険を払う側になってしまったので、なかなか家事との兼ね合いで、書くことができなくなってしまいました。
というよりは、書く時間より寝る時間を確保している状況ですがw
自分で掲示板を立てておいて、なかなか来れなくてすみません。

最後の父さんが呼んでるって・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

返信

みなさんさすが、クオリティが高い…ひ…

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お久しぶりでございます。
前回も参加したかったのに、全く話を紡ぐことができず…
今回は、久しぶりに本編投稿したいけど…のリハビリで…(すみません)
元々センスはないのだから、話のクオリティより、全お題を出すことに重きを…モゴモゴ

しかも…意味を分かってくれた方いるのかな…
よかったら、オチを説明いたします(笑)

字数の数え方が分からず、もしかすると大幅に超えているかもしれません…
その時は…申し訳ありません!!(←で済まそうとしてます)

よもつ様、お久しぶりというのに、この突撃っぷり…
お許しください(*_*)

返信

【最後の思い出】
「母さーん、向こうの空、雷鳴ってるぞー。
夕立が来るんじゃないのー?洗濯もんいいのー?」

「もう!そこで見てるだけなら、あんたがとりこんでくれてもいいんじゃないの!?!?」

「ねぇ、なんで俺がスイカ食べるときは、いっつもこの縁側なの?
蚊に喰われるしイヤなんだけど…っぷ、っぷ」

「ほらそれよそれ。あんた何度言ってもスイカのタネをまき散らかすから。
うるさく注意し続けると、あんたすぐキレて大変だったのよ。
小さい頃、スイカ切ってた包丁振り回されたことだってあったんだから。」

「タネごときで包丁振り回すって、俺どんだけキレやすいんだよwww
・・・あぁ、はいはい。今もキレやすいんだよね。
それで担任からも学校来んなって言われたんだよね。
分かってるから、そんな目で見んなや」

「あぁ、降って来たねぇ…夕立ちはすぐ去るだろうから、予定通りひまわりちゃん達と花火するかい?」

「うーん…うん、する」

「なに?どうしたの?」

「ねぇ、父さんはなんで蒸発したん?女?」

「何?急にどうしたんwww?」

「うーん…最近父さんのこと思い出すんだよ。
母さんとめちゃくちゃ仲よかったよな?
なんで帰って来なくなったん?
もう俺も高校生だし、真相聞かせてくれてもよくない?」

「お父さんを思い出すって…何を?」

「えー?
優しかったよな。俺の自由研究の為に週末ずっとキャンプしてくれたりしてなかった?
あぁ…でもなんとなく俺の最後の思い出って海水浴だわ。
誰だっけ?俺とよく似てた気がするから、雅子おばさんとこの雄二君かな?
めっちゃ喧嘩になって、俺フルボッコにしたんだよ。
と言っても、子供同士だぜ?小競合い程度だろ?
なのに父さん、俺だけめちゃくちゃ怒って来たからさ。
父さんにもキレた…って思い出。
ウケるwww、俺ホントにキレるな」

「…そこまでしか覚えてないのかい?」

「へ?うん!?そこまで?www
うん、そこまで。
あー…あと、俺、兄貴がいたような…
父さんを思い出すと、兄弟がいた気になる…」

「…そうかい、へんな気だね」

「そういえば、あれきり海水浴行ってないな。来週行こうか!」

「…父さんが呼んでいるなら…
仕方ないのかね…」

お題:「雷」「夕立」「すいか」「蚊」「ひまわり」「花火」「自由研究」「キャンプ」「海水浴」

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@カイト 様
待ってましたよ、玲子シリーズ!
佇む女性の素性が気になります。

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@ロビンⓂ︎ 様
うちの実家で飼ってたワンコは、吠えるどころかビビってちびりましたw

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もう夏も終わってしまいますね…

『夕立のひと』

不安を掻き立てるような遠雷が、忍び寄るように耳に届く。
空はあっという間に雲に覆われ、薄暗くなったと思えばすぐに、大粒の雨が降り始めた。
散々熱せられていたアスファルトの道路は、急激に冷やされ湯気がたなびく。ムンとするような夕立の匂いが一面に立ちこめた。
玲子は玄関の庇の下で、細い煙草に火をつける。
地面から立ち上る湯気と激しい雨粒、揺らめく紫煙に少し霞んだ視界の中に、一人の女の姿が見えた。
雨宿りにもならない電柱の下に俯いて佇む、藤色の着物姿の女。若いのか老いているのかよくわからないその姿は、遠目から見ても濡れそぼり、無造作に垂らした髪からも着物の袖や裾からも、ポタポタと絶え間なく水滴が垂れていた。
女はいつも、決まって夕立になると現れるのだ。
激しい雨に振られるその姿は、玲子が物心ついた時から変わらぬ光景だった。
いったいいつから女がそこに立ち続けているのか、なぜ夕立とともに現れるのか、玲子は知らない。
まるで雨の檻に囚われたように微動だにしない女は、なにかの罰でも受けているのだろうか。その姿は儚げで、見る者の胸を締め付けるほど哀れだった。
女がいつか、夕立の呪縛から解き放たれる時は来るのだろうか。
近づいて来た雷が、稲光を伴って轟音を轟かせる。その光と音にかき消されるように、女の姿は一瞬揺らぎ、それでもなお雨に打たれ続けていた。
雷が止むのを見計らい、玲子は傘を一本携えて女の元へ駆けた。
「この傘、使ってください」
そう言って電柱に立てかけた傘に、女は目もくれなかった。ただ一瞬だけ玲子を窺い見るその瞳には、かすかに申し訳なさそうな感情がこもっていた。
玲子は女に軽く頭を下げて家へと戻る。
女を見るたびに、玲子は傘を差し出してきた。しかし、その傘が使われたことは一度もなかった。
あのひとが差し出された傘を差す時は来るのだろうか。その時にやっと、彼女は夕立から解放されるのだろうか。
夕立が過ぎ去り、電柱の下にポツリと残された一本の傘を見つめながら、玲子はそう思った。

お題『夕立』『雷』849文字

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予報通り、夕方ごろから天気が悪くなり、夜には雨が降り始めた。

ごろごろごろ…

遠くの方で空が唸っている。

普段聞きなれない音に驚いたのか、部屋で寝そべっていた愛犬たちが飛び起き、窓に向かって一斉に吠え始めた。

うーむ、おかしい。

ウチには犬が三頭しかいないはずなのに、今部屋の中で吠えたくっている声の数は、明らかに5頭を超えている。

ドーン!!!バリバリバリ!!

音量からしてかなり近くに落ちたようだ。

翌日、民家に落ちた雷のせいでそこで飼われていた犬が数匹死んだらしい。
て、事はもしかしてあの時、俺の家で唸り声を上げていた「余分な犬」たちって?

んー。まぁまぁかな?

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@ラグト 様
ロケット団、最初は激熱だったんですけど、最近「はいはい、また闇コラッタでしょ?」みたいに冷めてきましたw
早く、闇カビゴンや闇ストライクをゲットしたいです。

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また面白い企画始まってますね。

よもつ様流石です。

じゃあ、わたしもちょっとだけ、例によってもちろんフィクションですよ。

【大人の自由研究】

「だめだ、ぜんぜん書けないよ」

最近まったく怖い話が書けません。

こんな時は誰かにネタを聞こうと思いました。

「お義母さん、なにか怖い話の経験ありませんか、小説のネタにしたいんです」

「そうね、あなたがポケモンを捕まえに晩御飯の時間に出ていこうとしたのは怖かったわね」

「いや、それ確かに怖いですけど、あれはミューツーと言って戦える時間がきまっているポケモンで……」

あの時は旦那の実家で外に出ていこうとしたこともあり、旦那の両親から本気で怒られました。

「先月、隠岐の西ノ島に旅行に行ったときポケモンを捕まえたいから島を出たいと言った時も本当に怖かったわね」

「いや、あのときもデオキシスと言って日時と場所が指定されてるポケモンのイベントで、ってそれもう身バレするレベルの話なので逆に怖いですよ」

「あと夏休みの自由研究にポケモンGOと言い出した時はついに何かが始まったと思えて怖かったわ」

「いや、あれは娘の自由研究の題材にロケット団の傾向を調べようと、って何が始まるんですか、何も始まってませんよ」

「じゃあ、代わりに今から私の若いころに経験した怖い話を始めてあげようかしら」

「あ、お願いします、だからお義母さん大好きです」

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こんばんは。素敵な企画だったので書いてみました!
お目汚し失礼いたします。

怪談
「そうですねぇ、お客様がお持ちの本体のメーカーがわかれば、それに合う替えがわかりますので」

夏のこの時期、虫除けがよく売れる。用途によって商品は様々で、外出時に肌につけるものはもちろん、農作業用に腰からぶら下げたり、部屋の中でコンセントに繋いだり、家の網戸や玄関にぶら下げたり、いろいろだ。ただここだけの話だが、例えば玄関に吊り下げるタイプの虫除けは、実は血を吸う蚊には効果がない。蚊の種類が違うのだ。まぁ、気分って大事だし、それはそれでいいと思う。マニアックな者が持つしょーもない知識の1つだ。もちろんマニア筆頭の俺は家でそんなものを使ったりはしない。

「森くん、もう上がっていいよ」

店長が声をかけてくれた。どうも、という意味を込めて軽く会釈をする。いそいそと帰り支度をして店を出た。学生の頃からの愛車(自転車だが)にまたがり、颯爽と漕ぎ出した。

今日は女と会う。彼女には夫と呼ぶべき相手がいる。もうじき子供も生まれるだろう。それでも、俺は彼女を愛しているし、彼女も俺を求めてくれる。今日は特別愛し合える、そんな気がする。自身の昂りを感じつつ、自転車のペダルにより力を込めた。

汗をにじませ、部屋の前に立つ。軽く汗を拭き、鍵を回す。扉を開けた瞬間、むわっとした熱気が体を包む。彼女のために特別に借りたこの部屋。今日のこの日のために用意した俺と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と彼女と…のための部屋。

ただいま、みか。

ただいま、かおり。

ただいま、ゆかり。

えりか、ゆうか、かな、かや、かえ、いちか、のりか、しずか、あかり、りかこ、ゆかり、かよ、すずか、わかこ、たかよ、まりか、かすみ…

服を脱ぎ、床に横たわる。

嗚呼、夏だ。

ーお題「蚊」ー

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@ロビンⓂ︎さん
学生時代線路脇のアパートに住んでいたことを思い出しました。時折深夜に保線作業が行われていたのですが、その様子がお話の内容そのままで(怪異はありませんでしたが)、当時このお話を知らずによかったと心から思いました。

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