今まで活動してきて、基本的な文章作法というものをしっかりおさらいしてなかったことに気が付きました。今更釈迦に説法かも知れませんが、参考になればと思います。
例えば──
○改行した後、文頭では一マスあける。
○三点リーダを使う時は、「・・・」ではなく、「…」を使います。二つ続けて「……」と入力することが多いようです。ただ二つ繋げるというルールは由来や出典が不明なようで、必ずこうしなくてはならないというものではないようです。いつの間にか広まった慣用表現と考えた方がいいのかも知れません。ちなみに三点リーダは「・・・」を変換すると「…」のように一マス分で入力できます。(2017/4/15に修行者様のご指摘で修正しました)
○二重鉤括弧『』は鉤括弧「」の中で鉤括弧を使いたい時に使用する。
○「!」「?」マークの後で改行せずに文章を続ける場合、一マスあける。
○セリフの末尾「」では、句読点をつけない。
○「─」で文を挟む場合は「ーいろはにほへとー」のように最初と最後に一つずつ使い、文を挟まず末尾に使うときは「──」のように偶数つないで用いる。ちなみに「─」は「罫線」を変換することで出てきます。
無論、このサイトでのフォームでは作法に従うと却って不自然になる、ということもあるでしょう。あるいは、演出上あえて無視する、ということもあると思います。それでも、一応基本はこう書く決まりになっているということを知っておけば無駄に我流に陥らずに済みます。
そういう訳で、
○文章作成の決まり事について、質問や紹介をする。
○あえて作法を無視するべきかについて、具体例を挙げて相談する。
また、応用編として
○どのように物語を作っていくか。
について、創意工夫や思うところも語って頂きたいと思います。
こうした意見交換によって、作品の質の向上に役立てていただければと思います。
皆さまお気軽に、かつ礼節を持ってお願い致します。
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これも千月様の掲示板でご意見を募ったのですが、怪談の構造
①導入(つかみ)
②背景、人物説明
③予感
④怪異
⑤危機
⑥解決
⑦エピローグ
という流れがあると思います。
もちろん、このすべてが無くてはならないというわけではなく、怪談の中には
⑥解決が無い、バッドエンドもの
⑤危機以降がない、不可思議系
など、いろいろなバリエーションがあります。
さらにゴルゴム様の上げていただいた配役
①幽霊(怪異現象含む)
②犠牲者
③主人公
④友人・知人
⑤救済者
これも④友人・知人 ⑤救済者 が無いパターンもありますね。で、それぞれに性格が、まあ、5つ
①CP(Critical Parent)「厳しい父親」のような部分
②Nurturl Parent)「優しい母親」のような部分
③A(Adult)「合理的な大人」のような部分
④FC(Free Child)「元気な子供のような部分」
⑤AC(Adapted Child)「親のいう事を聞く子供」のような部分
のパターンがあるとしても・・・組み合わせは膨大ですね。
あ、ロビン様だ。
お久しぶりです。をを、リレー執筆者の姿が増えていますね。祭りの予感?
他のサイトではそういうイベント的なものは結構あるものですかね?
エブちゃんではお題投稿を募っているようですが・・・・・・。
ゴルゴム様、丁寧なコメントありがとうございます。自分が上げている恐怖の対象は、他の方から上げていただいたものを纏めているものも含まれていますので(纏めきれていないとか聞こえない)、まあ、自分のもの
①「巨大ななにかに追いかけられる」
②「母性の崩壊」
(絶対安全と思っていたものがある時を境に安全でなくなる)
③「生命の危機」
④「コミュニティの崩壊、もしくはそれを連想させる出来事、又は人物との遭遇」
⑤「コモンセンスに排除される予感」
⑥「小さな者の群れにたかられる」
⑦「蠢くもの」
⑧「人形」
かつて生きていると思っていて、いまはそうは思っていない者との再会
⑨「人は自分の『死』を連想するものに恐怖する」
を応用していけば、怪異部分はフォローしやすいのかな、と
(なるべく応用が利くように、できるだけ根源的な恐怖を募っています)
ロビン先生、お久しぶりです!
お元気でしたか? 後で新作読ませて頂きます。
主に修行者様が色々と調べて下さるので楽させて貰ってます(笑)。
こうして振り返ってみると自分の不勉強ぶりに驚くというか呆れるというか…。このままじゃあかんなと反省しきりです。
もう少し頭の中が整理できたらまたコメントしますので、ご遠慮なく(お手柔らかに)突っ込んで下さい。
ゴルゴム先生、修行者兄様、ラグト先生まで、これは勉強になります!あざす!…ひ…
修行者様、またまた示唆に富んだコメントをありがとうございます。
恐怖を掻き立てる対象がこれほど多岐に渡っているとは驚きです。
「怖い」と感じるものは「死」にまつわるものだけではないんですね。僕も少し視野が狭かったかな?
修行者様、恐怖の対象がたくさんありますね。毎日が大変そうで心配です(笑)。
①「巨大ななにかに追いかけられる」
②「母性の崩壊」(絶対安全と思っていたものがある時を境に安全でなくなる)
③「生命の危機」
④「コミュニティの崩壊、もしくはそれを連想させる出来事、又は人物との遭遇」
⑤「コモンセンスに排除される予感」
⑥「小さな者の群れにたかられる」
⑦「蠢くもの」
⑧「人形」
かつて生きていると思っていて、いまはそうは思っていない者との再会
⑨「人は自分の『死』を連想するものに恐怖する」
子供のころに感じた恐怖が大人になると感じなくなる。でも別の恐怖を感じることがあります。例えば⑥などはむしろ大人が感じる恐怖な気がします。一方①、②、③、④、⑤、⑧、⑨は大人も子供も怖がりそうなものばかりです。一方で⑦は僕には当てはまらないです(笑)。人形好きなもので、動いてくれたらむしろ嬉しいです。④、⑤は純粋な恐怖というより、大人にとっては職場や社会での立場がどうとかこうとかが関わってきそうですね。社会的に抹殺されるのは確かに恐怖です。
千月様
『①「日常の崩壊」』は王道ですね。
『②少し先のことに不安を感じること』は僕の場合いつもです(笑)。
『③の「過去最低」とか、「過去最低」とか、「過去最低」とかテスト』には少し笑いましたが、子供のころはひどい点数を取る度に青ざめたものです。
④「小さな子ども」はいわれてみるとそうかもと思います。子供って何を考えているか分からない顔で、でもじっと大人のことを見透かすような眼で見てきたりしますよね。そういう時にひやっとすることがあります。
綿貫様 の
①「コミュニケーションの取れない他者」
②「異質が増殖、いつしかマジョリティとマイノリティが逆転しまう、という発展型の噺」
③「群れ集まっているモノ」
などはさすが綿貫様だと思います。この感性がそのまま作品に出てますよね。リアル系怖い話はこれらがよく描かれているかが肝になりそうです。
Glie様の「浮気が盛大にばれて、奥さんに夜、車にぶちこまれて、山につれてかれて、 でっかい穴が掘ってあって、あごで「ほら、」ってされる」のは確かに怖いですが、下手をするとギャグととられかねないというか(笑)。無難なところでは「幸せな幻覚」でしょうか。これは確かに怖いですね。まあ僕も幸せな妄想はよくしますけど、最初から妄想と分ってるから怖くないんですよね。これがそのうち現実との区別が付かなくなっていったら…。
青鷺様の「曰く付きの品とか場所に知らないで関わってしまったり、偶然、丑の刻詣り的な儀式に遭遇」もわかる気がします。丑の刻参りなど本当に見てしまったら足が固まってしまいそうです。
よもつ先生の「お地蔵さん」は独特というか、どういうシチュエーションだと突っ込みたくなります(笑)。しかしこうした個人でしか持てない発想が実はどこかで共通した恐怖感をあおることもあるかも知れません。
こうなると話のネタはいろいろありそうですね。これらそれぞれに合う演出や構成はどんなものなのでしょう。ちょっと多すぎてすぐには答えが出そうにありません。
今日はこの辺でとりあえず寝ます(笑)。
なんか懐かしーなー。楽しかったなー。
としんみりする俺はジジイwww
で、寝ますzzz
さて、怪談創作に入っていくわけですが、千月様の掲示板で、以前恐怖の対象を募った時に頂いたご意見があります。
一応、全怖話ユーザー共有可能という趣旨ですので、引用もおKだと思います。
恐怖の素材として有用なものが詰まっていますので、以下にまとめます。
修行者
①「巨大ななにかに追いかけられる」
②「母性の崩壊」
(絶対安全と思っていたものがある時を境に安全でなくなる)
③「生命の危機」
④「コミュニティの崩壊、もしくはそれを連想させる出来事、又は人物との遭遇」
⑤「コモンセンスに排除される予感」
⑥「小さな者の群れにたかられる」
⑦「蠢くもの」
⑧「人形」
かつて生きていると思っていて、いまはそうは思っていない者との再会
⑨「人は自分の『死』を連想するものに恐怖する」
千月様
①「日常の崩壊」
②少し先のことに不安を感じること
③「過去最低」とか、「過去最低」とか、「過去最低」とか
テスト
④「小さな子ども」
綿貫様
①「コミュニケーションの取れない他者」
②「異質が増殖、いつしかマジョリティとマイノリティが逆転しまう、という発展型の噺」
③「群れ集まっているモノ」
④「不気味の谷」
「すごく人間に似ているのに、人間じゃない」モノは、「欠損した人体」「死者」を連想させる
⑤「海」
広大で、深くて、何が潜むかわからない場所
⑥「切断された人体」
手足とかより、むしろ髪などが一房ワサっとあったら・・・
Glie様
①浮気が盛大にばれて、奥さんに夜、車にぶちこまれて、山につれてかれて、 でっかい穴が掘ってあって、あごで「ほら、」ってされる
②「古本」
宗教がかった妄想がびっしり書き込んである
くっついたページをはがしたら赤黒い染みがべったりついていた
やっべー量の毛髪が挟まってた
③蟲
ある種のクモは、獲物の体内に卵をうみつけるそうです。
うまれた子グモは、内臓を食べてすくすく育っていきます。
獲物は日ごとに動きがにぶくなっていき、
そしてある日、中からおびただしい数の子グモが一斉に……。
こんなのに寄生されたら・・・たはー
④「幸せな幻覚」
目の前の幸せはすべて幻覚でした、というオチ。
⑤「暗闇」
闇に何かが潜んでいる
青鷺様
①魅いられてしまう事
曰く付きの品とか場所に知らないで関わってしまったり、偶然、丑の刻詣り的な儀式に遭遇とか・・・・・・。
②山
よもつひらさか様
①「虫」
蜘蛛、ゴキブリ、羽アリ、ムカデ
②「お地蔵さん」
お地蔵さんを抱いて、灯台へ上り、上からお地蔵さんを投げ捨てるが、下に落ちる前に空中分解してバラバラになる夢
修行者様のおかげでスレが伸び続けてますね(笑)。
トトロは確かにストーリーがあるようなないような。あのゆるゆるした日常的感覚が受けたのかなとも思います。それに主人公は自ら困難を乗り越えたという訳ではなくトトロに助けられただけですし、そういう目線で見れば評価は厳しくなるのでしょう。
魔女の宅急便には、画家を目指すお姉さん的なキャラとの交流がありましたね。あのエピソードがなかったら凄く内容の薄い話になったと思います。
「自分の絵だと思っていたものが実は他人の真似事だった」
という内容のセリフがあります。キキもある意味では同じなんですよね。自分の力だと思っていた魔力は実は親から受け継いだものでしかない。訓練はしたようですが、本当に自分の意思で自分の能力を開花させていたとは言い難い。
この部分は「本当の力とは、自ら意思しなくては身につかない」という真理を暗示しているのでしょう。これは単なる説教では青少年には伝わりません。そうした内容が説得力をもって子供にも分かりやすく伝えられるという点が物語のすごいところです。
話がだいぶ逸れましたが、ロードス島は主人公とその仲間たちの冒険譚ですからあのキャストで問題ないでしょう。
ここで僕らが考えないといけないのはホラー・怪談でのキャストです。やっと本題に入りましたかね?(笑)
まず
①幽霊(怪異現象含む)
②犠牲者
③主人公
④友人・知人
⑤救済者
が主な配役でしょうか。
ここで犠牲者には主人公も、その友人・知人も含まれることもあります。救済者はいてもいなくてもいい。
ここで最も重要なのは、怖くないといけないという点でしょう。これが存外に難しいのですが、人によっては怖さのためにこれら全てが配置される作品を書いていく。その手法が最も効果的に怖い話を描けるのだと思います。怖さとはやはり、助かるか死ぬのかという緊迫感が重要だと思うんですよね。そうなると、霊や怪奇現象がどれほど恐ろしいものかを読者に印象付ける必要があります。そしてその確実な方法とは…
分かりません!!(笑)。
とりあえず今日はここまでで寝ます。ノアちゃんの話の続きを楽しみにしてます。
で、寝落ちします!
【起】
「いっけなーい、チコクチコク!」
叫びながら大慌てで食パンを咥えて駆けだす女主人公。
【承】
学校までダッシュする主人公。
前をよく見ずに走っていると、曲がり角でドッシーン☆何かにぶつかった。
「いててて」
尻もちをついて、頭をさすっている男の子。よく見るとちょっとかっこいい。
「ちゃんと前見ろよ!バカ!」
走っていく男の子。
(なによ!そんなのお互い様じゃない。少しぐらい顔がいいからって、いい気になっているんじゃないの・・・・・・って、そんな場合じゃなかった)
再び学校に向かって走り出す主人公
【転】
(なんとか間に合った~)
ほっとする主人公、と、先生が
「あ~、今日は転校生を紹介する」
教室に入って来たのは、なんと、朝ぶつかった男の子!なんであいつがここにいるの?
「席は、そうだな。ノア、お前の隣が開いてるな。しばらくそこに座ってもらう事にしよう」
え~。なんでそうなっちゃうわけ?
「よろしくね。水玉パンツちゃん」
小声でウインクしながら座る男の子。え?なんで?なんでそれを?
あ!、朝ぶつかった時だ。
も~、何を見ているのよ。
こんなドスケベで口が悪い男と隣通しなんて、これからの生活が思いやられるワ
(第二話に続く)
私の綿密なリサーチと、若干の思い込みによると、少女漫画の99.98パーセントはこのように始まるようですね。
ではこの物語の構造を、いわゆる「怪談」にあてはめるべきなのか。
では、いよいよ「怪談創作の作法」について考察していきたいと思います
びじねすぱーそんなゴルゴム様ならご存知かもしれませんが、ロールプレイ、とは、例えば接客業で、片方がお客役、もう片方が営業役、といった役を演じ、接客技術を模擬訓練する、「役になりきる」というのが本来の姿です。
「ロードス島戦記」もそうで、初期に雑誌に連載されたものは、こういう物だそうです。
ゲームマスター(以下GM):はいはい。それではロードス島戦記の始まり、始まり~
スレイン:で、どこから始めるんですか?ターバの村からですか?まず、レイリアさんを探せ、という依頼が来ないと。
GM:その性格、変わってないねえ。別に前回のシナリオや小説のストーリーなんかは意識しなくていいって言ったろ。もちろん、無関係じゃないけど、細部のシナリオはずいぶん変えるつもりだから。
スレイン:はい、はい
GM:きみたちは今、ロードス島という島にいる。どんな島かは、みんな知っているよね。
バーン:アレクラスト大陸の南に浮かぶ呪われた島だな。
・
・
・
まあ、こんな感じだそうです(笑)
既にご存知だったら申し訳ないですが、TTRPG,それの説明のためのリプレイ、それが「ロードス島戦記」の最初だったのですね。
ただ、それが現在のファンタジー小説の型になり、ご指摘の通り、その後進化の果てに今迷走を始め、行く先を見失っているとしたら、今一度キャラの役割から考え直すのは有意義な考え方だと思います。
「キャラへの制限」ということでは、童話作家の木村裕一氏が指摘しています。
平たく言えば、ストーリーを作成するときに「魔法と夢落ち」は禁じ手、ということです。
なぜかといえば、「魔法と夢」を使ってしまえば、なんでもありになってしまうからだそうです。
ジブリ映画でいうと、「トトロ」は、ある意味なんでもありです(笑)
トトロがその気になれば何でもできてしまうわけで、ある意味ストーリーとしては評価が低いそうです。
一方、同じジブリ作品でも「魔女の宅急便」は、空を飛ぶ、という魔法しかできないうえ、それすらも厳しくなるわけで・・・「成長物語」としてストーリーの評価が高いそうですね。
つまり「ご都合主義」に注意、という事ですが、これは怪談にも言えることで、どうしても怪異を解決に導く際、その道のエキスパート、「霊媒師」「高僧」を登場させてしまいがちですね。
結果坊主が祈れば万事解決、となりがちなので、なかなか人の事をバカにできません。
ならば、といって坊主見習いみたいなキャラクターと主人公たちが力を合わせて怪異と立ち向かう、という話になればどうなるか。
これは危険すぎる賭けですね。心霊バトル物は、ホラーとして読んでもらうのは難しすぎますし、う~ん、ぶっちゃけ私が目指す方向とは違う物です(笑)
さて、ストーリーとして評価が低い「トトロ」が、じゃあ駄作か、というと、そんなことはないですよね。
背景、キャラクター描写、人々の心情を丁寧に作り込めば、キャラクター商法であこぎにボロ儲・・・・・・、子供から大人まで愛される作品に出来るのですね。
私の結論としては、いわゆる「ジョーカー」役以外は、制限は設けた方がいいと思いますね。
修行者様、いつもコメントありがとうございます。
背景やキャラの問題ですが、設定に制限をかけるかも重要ですよね。例えばこのキャラは魔術は使えても死者蘇生はできないとか、誰も空を飛ぶことはできないとか。キャラの持つ火力も重要な問題です。これに歯止めをかけないとDBになってしまいます(笑)。
リレーの時はいつバトンを渡されるかもわからず、誰に渡すかも不明という不利な状況だったはずなのですがいつもより上手くかけた気がします。自分一人では作れなかった舞台設定が十分に出来上がっていたことも幸いしました。とすると、キャラは十分な背景設定があって初めて活かすことが可能ということかも知れませんね。
背景とはある種、制限と置き換えてもいい気がします。キャラが何でもできるのでは物語が作れません。このキャラはあれができず、これはできる。目の前にこんな状況が広がっている。さあ、取り合えずできることをやってみようかという感じで僕は書いてます。
TTRPGはやったことはないんですが「ロードス島戦記」は読んだことがあります。というかアニメやドラマCDも視聴済です(笑)。実は主人公のパーンは大したことはできない普通の人間です。最初は剣術さえ上級者というわけではなかったんですよね。それが徐々に仲間が増えて、知恵を巡らし、徐々に剣の腕も上げて困難に立ち向かっていく。その過程が丁寧に描かれているからこそ読者は納得して読み進めることができると思うんです。
「ロードス島」は日本のファンタジーノベルの草分けと言われるだけあって、今読んでも面白いです。最近のファンタジーは色々とひねり過ぎていて、古典的なファンタジーが却って新鮮に感じます。
ゲームが基本にあるので当然かもしれませんが、「ロードス」も殆どのエピソードが起承転結ですね。
僕も殆どは起承転結で作ります。普段は少しずつ考えながら話を作っていくのでそうならざるを得ないんです。「Phantom Noise」の場合は「結」から始まってますが、長編にすることを前提の上で大体のストーリーが決まっているからできることです。この場合、序章は未来をある程度見せておいて、その作品がどのような方向性を持つかを読者に伝える役割を担うことになります。長編の場合はその方が印象に残ることもありますから。
ただ、短編で起承転結を置き換えるのははなはだ難しい。どうせすぐに結末が用意されるので「結」から始める必然性がふつうありません。
ただ中編以上ならば絶体絶命のピンチから始まり、そこに至る経緯を遡って描くのも読者を引き付ける上で有効かもしれません。
と僕は思うのですが、これは効果的という方法論はありますでしょうか? どなたか良い実例をご存知なら教えていただきたいのですが。
うみゅ。風邪っぴきの予感がする修行者です。
「一度作ったストーリーをキャラの個性に任せて破壊させてみる」
いいですね。初期構想をブッこわしたとき、なんとなく「脱皮した」イメージをもつとき、結構いい感じに作品が仕上がることが多い気がします。でも、粛々と書き上げるときより時間がかかるのが難点ですね。
「キャラになりきってみてストーリーを進行させてみる」
というのも極めて有効だと思います。私の好きな本で大塚英志氏著の「キャラクター小説の作り方」という本があるのですが、そのなかで、キャラクター小説(この場合、広義のライトノベルと考えていいと思います)のレッスンで、「テーブルトークRPG」の有効性についてかなり強調されています。TTRPG,ゴルゴム様ならご存知かもしれませんね。
また、以前のリレー小説の時も、自分で作ったプロットに縛られることがなかった分、キャラが生きていたような気がします。
物語の構造ですが、アレ?私はみなさん「起・承・転・結」に基づいてプロットを練っているものとばかり思っていました。
実際どのようにやられていますでしょうか?
ラグト先生、コメントありがとうございます。
サミエナちゃんのイメージがもっと若かったものでつい(笑)。そういえば小野塚小町という死神キャラは巨乳でした。ゲヘ
修行者様、毎回ありがとうございます。
ぼたんちゃんもかわゆすですがサミエルちゃんいけますよ。個性があれば問題ないですよ。多分……。アニメ化いいですねぇ。しかし現実にはそこまでたどり着けず埋もれている名作が死屍累々なんでしょうね…。
まあ銀咲夜は改善の余地が多分にあります。まずはちゃんと完結させなければなりません。大体のオチは決まっているのですが、そこに持っていくまでの過程で苦労してる状態でして、いったいいつ完結できるのやら…。
ところで、「物語の魅力を優先して、キャラの魅力をないがしろにする傾向がある」という部分は実に理解できます。
僕もストーリーラインを考えて、それに沿ってキャラは配置して動かしていくことが多いのですが、出来上がった時にはなぜかキャラが与えられた役を淡々と演じているだけに見えてしまう、という問題が起こってしまうのです。
この問題をうまく回避するこつが中々掴めずに苦労しているわけですが、回避策として二つ考えています。
一つは、一度作ったストーリーをキャラの個性に任せて破壊させてみる、ということです。まず舞台にキャラを置いてストーリーを展開させてみます。すると、「このキャラはむしろこう動くのではないか」というそれまで考えていたこととは違った動きをしてくれるのではないかというものです。
もう一つは台本なしで状況の中にぽんとキャラを放り込み、キャラになりきってみてストーリーを進行させてみる、というものです。
こうしたことは多かれ少なかれ誰もがやっているかも知れませんが、単にストーリーにキャラを当てはめるよりも展開が型にはまりにくく、キャラもいきいきとするのではないでしょうか。僕もこの辺はまだ解決できていないのでこれから試行錯誤という段階です。
起承転結は僕も高校の頃に勉強したきりです(笑)。
では、とりあえずここで寝ます。おやすみなさい。
が、眠いので今日はこのへんで(笑)
さて、物語の配役です。
①主人公(ヒーロー、ヒロイン)
②準主役(脇役)
③2枚目
④3枚目
⑤端役(モブ)
⑥トラブルメーカー
⑦好敵手(ライバル)
⑧トリックスター
⑨ジョーカー(規格外)
⑩敵役
⑪ダークヒーロー、ピカレスク
もちろん、この配役一人一人にキャラを当てはめるのはかなりの長編対象です。
ゴルゴム様が近未来に著作がアニメ化決定し、2クール、24話の枠を得-の、最終回拡大版、スピンオフ作品を連打しーの、「劇場版銀咲夜」で大成功を収めるときに使う配役ですね。
実際のところ、1話で使える主要キャラクターは3人前後でしょう。
その中で、どの役にフォーカスするか、ですね。
これはご指摘の通り、ストーリーの展開による、というのが実際かと思います。
自分は創作するとき、先に書きたいシーン(情景)が浮かびます。
そしてそのシーンを盛り立てるための伏線、体裁を整えるためのガジェット(どんでん返しなど)を考えて、それに沿ったキャラを物語に乗せていく、というのがやり方なのですが、いかんせんキャラが薄い(笑)
物語の魅力を優先して、キャラの魅力をないがしろにする傾向があるので、ここらでキャラクター造形のお作法を、と考えています。
さて、ここで11種類の配役について論じるのはかなりしんどい話になりますので、ここでは
「物語の配役には11種類ある。その配役は重複しうる。省略しうる(主人公以外)」
ということで、話を進めたいと思います。
続いては物語の構造、つまり
「起・承・転・結」
についての作成の基本について伺いたいと思います。
ゴルゴム様、ラグト様、ありがとうございます。
サミエルは、及第点頂いた、という事でいいですかね?そういうことにしましょうか(笑)
因みに、このキャラクターは、
①「厳しい父親」
③「合理的な大人」
⑤「親のいう事を聞く子供」
の要素が低い性格、「楽天タイプ」という性格にのっとってデザインされています。
でも、自分もまったく意識していなかったのですが、改めて読み返してみるとこのサミエル、幽遊白書に登場する冥界案内人、「ぼたんちゃん」にそっくりなのですよ(笑)
もちろん、私は冨樫義博のような表現力は持ち合わせていないので、だいぶキャラの魅力は落ちてしまうのですが(笑)
彼が理論に則ってぼたんちゃんをキャラ設定したのか、ただの直観、感性によるものなのか、はたまた彼の趣味なのかは不明ですが・・・・・・。
・・・・・・先を行っていたか、トガシ。
ええ、修行者様、サミエルちゃんのお話面白そうですよ。
それにしてもびっくりしました。
サミエナさんの性格分類ぴったり当てはまってますよ。
本当にカテゴライズ秀逸ですね。
ギャップ萌えはあると思います。
気弱そうなのに極悪人とか、よぼよぼの老人なのに頭が凄くキレるだとか、むしろありじゃないでしょうか。
「ぶっきらぼうな巫女さん」使っていいんですか、すでにイメージが湧いてきていますので、上手くお話になれば真央姉さんの神社のバイト巫女さんとかで出してみるかもしれません。
そして、ゴルゴム様、サミエナさんの外見は中学生ぐらいの設定ですが、体型も普通の中学生並みの設定です。
ここでつるペタの設定を入れてしまうと、あくまで大人な雰囲気の彼女に未熟な果実という印象を植え付けてしまいますので、体型に関してはあえて特別要素を付け加えてはいません。
まあ、というわけで中学生並みですのでつるペタとまではいかなくても母性までも行かないとご理解いただけると嬉しいです。