私はあの出来事がきっかけで昨年でタクシーの運転手をやめました。
あの出来事とは昨年のある日,昼間私はいつも通りタクシーに乗り,客を待っていました。そこで1人女性が乗ってきました。その女性の顔は髪の毛で見えませんでした。
女性は「山奥までお願いします。」と言って他に何も言いませんでした。
私は何か変な感じだったので何も言わずに山奥まで行きました。
すると女性が「ここで降ろして下さい。」と言ってお金を置きさっさと出て行ってしまいました。
私は気になったのでバレないように女性の後をついて行きました。
すると女性は小さな小屋に入って行きました。
私は小屋の扉を開けようとしまいましたが鍵が掛かっていました。それでも私は気になったので扉の鍵穴から部屋の中を覗きました。
その部屋の中は真っ赤でした。しかしそれは部屋の中の色ではなくてその女性の目だったのです。
つまり鍵穴の向こう側で女性がこちらを覗いていたのでした。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話