中学生の頃デパートに行った時の話。
学校帰り1人で近所のデパートに寄った。
平日の午後は空いていてゆっくり帽子を見ていると、背後から視線を感じた。
店員かな?と振り返ってみると誰もいない。
気のせいだろうと買い物を続けていると、どうも誰かに見られている気がする。
しばらく立ち尽くしていると、前に立っているマネキンの目がギョロっと動いた。
!?
見間違いじゃない!急いで離れようとすると、年配の店員がやって来た。
「何かお探しですか?」
俺は店員にマネキンの目が動いた事を告げるが「はぁ…」と言う感じでキョトンとしていた。
「い…いや結構です!」
と逃げ帰ったが、あれからデパートに行ってもマネキンを見る事が出来なくなった。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話