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短編2
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引き戸なのに

余り、怖くないかもしれませんがご紹介します。

これは、私がまだ小さいころのお話です。

ある晩いつものように家族と寝ていた時のことです。

私は、姉と一緒に二段ベッドに寝ていて父と母は私たちのすぐ横に布団で寝ておりました。

いつもなら朝まで目が覚めないのですがその日だけはトイレに行きたくなり何時ごろか分かりませんが目が覚めました。

そして、暗闇の中1階にあるトイレに恐る恐る行き用を足しまた2階に戻ろうとしたときに背後になにか気配を感じ土間(今はリフォームをいましたので土間ではなくキッチンです)をのぞきました。

土間には扉があるのですがその扉が私が見た瞬間いきなり開いたと思ったらすぐ閉じたのです。

でも、それはありえないのです。

なぜかというと、土間の扉は引き戸なので例え風が吹いたとしても開いたり閉まったりということはありません。

それに、その時間は誰もが寝ていたはずなので

家の人が開けたということもないと思います。

私は、とても怖くなり急いで2階に戻ると布団に戻りいつの間にか寝てしまい朝になっていました。

朝になりそれを母や姉に話すと「あんたの見間違いでしょ」といわれ話を流されてしまいました。

でも、絶対に見間違いではありません。

現に扉が開いて閉じたのですから。

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。

余り怖くないですよね...。

怖い話投稿:ホラーテラー くっきぃさん

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