短編2
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金縛り

初めて金縛りにあった時の話をします。

一ヶ月?程前なんですが

その日は彼氏の家に泊まりで、

最後に携帯で時間を確認したのが夜中の1時前でした。

一つのベッドで二人で眠りにつきました。

夢なのか現実なのか?

よくわからなかったんですけど

とりあえず足に何か重い物が乗っているのがわかりました。

頭の中で「うわっ金縛りや!」

と思って足を上下にバタバタ動かそうとするものの、

なかなか動かず…

ふと頭の中で「ふざけんなよ!絶対動いたる!金縛りに勝ったる!!」

と、何故か金縛りに対して対抗心が燃え上がり

完璧にスイッチが入った私…

隣で寝ている彼氏の名前を呼ぼうにも声も出ないし

始めは微妙に動かせていた足もついに動かせなくなり…(^_^;)

友達に「金縛りにあった時は目開けたらあかんらしいで〜」

と言われてたのを思いだし、

開けたあかん言われたら開けてみたなるやんけ!と思い

うっすら開けたら

部屋の電気も消えていて真っ暗な部屋なのに

私の目の真ん前で

もう一つの誰か?の目と目が合ったんです

すぐ目を閉じました

そしたら金縛りも解けて

すぐ隣にいた彼氏に泣き付きました(^_^;)

後から聞くと、私は「う゛〜う゛〜」

と唸っていたみたいです。

彼氏も彼氏で唸ってるん気付いてたなら起こしてくれよ。と思いました

家に帰って金縛りの経験がある父親と話をしていて

私「昨日金縛りにあったんやけど、まじで動かんな、勝てへんわ」

父「あれは勝てへんで。強いわ」

なんて笑い話になりましたけど…

あの金縛りはただ疲れてたからなったんでしょうか?

にしてもなんか誰かと目合ったし…

と思いながら…

くだらない話ですいませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー みれえさん  

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