廃墟に来た
興味本位だった
それが間違いだった
中は静まり返っている
元は病院だったのだろう
僅かに入る光を頼りに進んで行く
落書きを発見
それを見た俺は「確かに」と小さく呟いた
更に先へ進んでいく
屋上まで行き着くと今度は地下へ向かう事にした
所々、さっきと同じ落書きがあった
地下には霊暗室があった
そこにも落書きがあったが今までとは少し違っている…
今までのは「きみがわるい」
しかし目の前のは「きみがわるいんだよ」
その時背中に寒気を覚えると共に視線を感じた…
後ろを振り返ればもう今まで通りに生きてはいけないなと思った
あなたも決して気味の悪い所に近づかないで下さい
侵入してしまったら君が悪くなるのだから
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話