二日前、部活の大会があった。
三年最後の大会であったにも関わらず、気分の悪い体験をしたので、投稿させてもらう。
自分は卓球部だ。
もう、自分の試合は終わったのでトイレに向かう途中であった。
ちなみに、負け。
トイレに着いた俺は、
早速小便をしようとした時だった。
「あひゃひゃひゃ~」
「ッ!?」
いきなり聞こえた奇声。
気が緩んでいる時に、
「あひゃひゃひゃ~」
なんてくるもんだから、手に少しかかった。
俺は好奇心にかられ、
奇声の出所を調べたかったが、なにせ小便の途中だ。調べたくても調べられない。
しかも、我慢してたもんだから止まらない。
「ドぅふドぅふドぅふ」
「ッ!?」
俺の背後、個室から奇声が聞こえた。
丁度、小便も終わったので奇声の真相を調べるため扉を開けた。
不謹慎だが……。
「ぼぉくドォらえも~~~ん!」
「ッッッ!?」
コイツ!
先程の俺の対戦相手!
「あひゃひゃひゃ~」
叫びまくる、対戦相手。
しまいには、パンツ一丁で踊り始めた。
これだけでは恐くも何ともないんだが、
そいつ……呪怨て映画ありますよね?
としお君にそっくりなんですよ。
身長の低さといい、
肌の白さ。
としお君が、目の前でパンツ一丁で踊ってるようなもんだ。
「の~び~太~くぅん」
目があった。
「竹田!お前何しとんじゃ!ボケぇ!」
どうやら、としお君の学校の先生の様だ。
竹田こと、としお君は先生に連れていかれた。
正直、としお君の出来事も恐いが、
こんなキチガイが俺の対戦相手でしかも、負けた俺自身が一番ある意味怖かった……
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話