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短編1
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峰子

友人に聞いた話なので本当かどうかはわかりませんが、投稿します。

新人警察官のAは、先輩の警察官Bとある仕事を任されました。

出発前にAはBに雨がっぱを着るよう指示されます。

その日の降水確率はほぼ無いに等しいのに、

おかしいと感じながらも目的地の山の中へ入っていきました。

雨がっぱのフードもすっぽりとかぶり、下をみながら、うっそうとした山の中をずんずん進んでいきます。

と、目的地につくなり、Bから向こうを向かせられ待機するよう指示されました。

B「何があっても動揺しないこと。」

念をおすように言われ、次第に緊張感も高まっていきます。

作業を終えたBは言いました。

B「今からお前の背中に落とすから、しっかり受け止めるんだぞ。」

…落とす?何をだろう?

と、考える間もなくそれは落ちてきました。

ぴったりと、Aの背中へ沿う様に。

「ああああぁぁああぁぁぁあああ」

耳元で低いうめき声が

響き、驚いたAは

咄嗟に振り返りました。

それは、男性の首吊り死体でした。

腹に溜まったガスが、

落ちた衝撃でうめき声

の様に聞こえたのです。

Aは叫び声をあげ、あまりのことに失神してしまいました。

このような、遺体の回収作業は新人の警察官が担当することが多いそうです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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