友人に聞いた話なので本当かどうかはわかりませんが、投稿します。
新人警察官のAは、先輩の警察官Bとある仕事を任されました。
出発前にAはBに雨がっぱを着るよう指示されます。
その日の降水確率はほぼ無いに等しいのに、
おかしいと感じながらも目的地の山の中へ入っていきました。
雨がっぱのフードもすっぽりとかぶり、下をみながら、うっそうとした山の中をずんずん進んでいきます。
と、目的地につくなり、Bから向こうを向かせられ待機するよう指示されました。
B「何があっても動揺しないこと。」
念をおすように言われ、次第に緊張感も高まっていきます。
作業を終えたBは言いました。
B「今からお前の背中に落とすから、しっかり受け止めるんだぞ。」
…落とす?何をだろう?
と、考える間もなくそれは落ちてきました。
ぴったりと、Aの背中へ沿う様に。
「ああああぁぁああぁぁぁあああ」
耳元で低いうめき声が
響き、驚いたAは
咄嗟に振り返りました。
それは、男性の首吊り死体でした。
腹に溜まったガスが、
落ちた衝撃でうめき声
の様に聞こえたのです。
Aは叫び声をあげ、あまりのことに失神してしまいました。
このような、遺体の回収作業は新人の警察官が担当することが多いそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話