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短編2
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カタツムリ

幼い頃の不思議な体験です。

文章下手ですが、よろしくお願いします。

私の家では休みの日には、家族全員で近くの温泉に行っていました。移動手段は車です。

温泉に入って帰る時の出来事です。

私は車の後部座席から前を見るのが好きで、いつも後ろの席の真ん中に座っていました。

トンネルに入って中間あたりに来た時です。

私はたまたま横の窓を見ていて、前の窓に向き直って外を見たら

20メートルぐらい先に

大きなカタツムリがいました。

トンネルの中とピッタリ同じ大きさで、モヤモヤしていました。

でも、透き通っては無かったです。

それを見てパニックになり

「カタツムリが!カタツムリが!」

と叫んだのですが

家族には見えてないらしく、「カタツムリがどうした?」と聞き返されました。

そうしている間にも、車はどんどん近づいていき

そして目の前に来た時

カタツムリの顔が にゅー とこっちに伸びたのです!

(ああー!もうダメだー!)

そう思い隣にいたお婆ちゃんの背中と椅子の間に頭を埋めました。

そしてそのまま車はカタツムリに突進。

私はこの時

自分は死ぬんだ…と思っていたのですが、実際には何も起きませんでした。

急いで後ろを見たけれどカタツムリの姿はなく、その後もそのトンネルを何回も通っても現れませんでした。

これで終わりです。

ありがとうございました。

この話を友達にしたら笑われました。こっちは本当に怖かったのに…!

あれはいったい何だったのだろう…

そしてなぜ、カタツムリだったのだろう…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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