短編1
  • 表示切替
  • 使い方

事実(前編)

私は幼い頃から

よく霊を見ていました。

しかし、大人になるにつれ

時間に追われる日々。

私は、幽霊の存在すら

忘れていました。

そして、仕事を辞めた

その日から、また

霊との生活が始まったのです

ある日の朝方。

また、いつものように

戦争の夢を見て、汗をかき

目が覚めてしまいました。

私は起き上がり

落ち着く為にタバコを

吸っていました

すると、

壁に隠れるようにして

立っている何かが見えました。

しかし、部屋も暗いし

見間違いだろうと思っていました。

しかし、フロ-リングを

子供が歩くようなペタペタと

足音がこっちに近づいている

目線を床まで下ろし

足音がする方をゆっくり

見てみると。小さい足が見えた。そして、ゆっくり、ゆっくり、目線を上げれば、小さな5歳くらいであろう、男の子が

俯いたまま立っていた。

今までも沢山霊を見てきたので驚きはしなかったが、とにかくその子から目が逸らせなかった

そして、その状態のまま

どれくらい時間が過ぎただろう

頭の中に、ある景色が

浮かんで来た。

その景色は、私が

幼い頃に住んでいた家。

##########

長くなったったので

続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー 姉貴さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ