これは兄貴が小学生の頃
体験した話をそのまま書きます
うちの家族は昔団地に住んでいて
兄貴は小学生の頃近所の子と良く遊んでいて
その日も
たまたま兄貴が歩いて居ると
近所の友達とバッタリ遭遇したらしく
その子が良い所あるから一緒に来いよっと言ってきたらしく
兄貴も暇だったので一緒に行く事にし…
その子兄貴の返事を聞くとは山の中に兄貴を誘導していきました
【こっちこっち】っと言ってその子が指差す方に目をやると
高さ6メートルぐらいの崖が見えて
あの上に行こうよっと言ってきました
その子はスタスタどんどん慣れた感じで登っていき兄貴も何とか登りきり
兄貴はその子に【ねぇここで何するの】っと聞きました…
するとその子はここの崖の下にジャンプするんだよ
下は柔らかいから大丈夫だよと言い
ピョ~ンっとその子は飛びおりました…
その子は兄貴に【早く飛び降りなよ下は柔らかいから大丈夫だから】っとしつこいぐらいずっと言うのです…
兄貴は恐くて飛び降りれず
無理だよ恐いよっと言うっても
壊れたCDのようにずっと
【大丈夫だよ柔らかいから大丈夫だよ早く飛びなよ】っと言ってきました…
そして30分ぐらいそのやりとりが続いていたら
その子の親が突然森の中から現れてその子に〇〇帰るわよっと言って帰っていきました…
兄貴は崖に取り残され泣きながら
道に迷いながら家に帰ってきて
親父がびっくりして【どしたんか?】っと
聞くと
兄貴は
崖とかに行った事がバレたら
怒られると思って
転けたと嘘をついて言わなかったそうです
そして兄貴は次の日学校で
その子に昨日なんで置いて帰ったんだよって怒って言うと…
その子はこう言ったそうです…
【昨日お前と遊んでないじゃん…ちゅうか崖って何?俺昨日他の奴と遊んでたよ】っと言うのです…
兄貴はその子が言う他の奴に話を聞くと確かに昨日はその子と遊んでいたらしく 兄貴とは、遊んで居ないらしいのです…
兄貴はわけがわからないまま
この話は終わりました…
後日談
数年が経って
兄貴が中学生になって崖を見に行ったらしく
崖の高さからすると確実に足が折れるレベルでしかも地面は固かったらしいです…
そして今でもあれが何ものなのかはわかって居ません…
兄貴の話は以上です!
ではまた…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名●さん
作者怖話