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短編2
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廃車の女

ぼくはテレビ関係の仕事についてます。

ぼくの仕事は廃墟や殺人事件現場いわゆる心霊スポットという未だ成仏できない魂がさ迷う現場に行くのが仕事です。

ある日バラエティー番組の企画で富士の樹海に行くことになった。

僕達番組スタッフとレポーターとゲストに稲川さんをお呼びして樹海に行きました。

樹海に入ったらまずする事は迷子にならないように木に目印にになるようにビニールテープを木に巻いて樹海の奥の方に入ります。

樹海には木にロープがぶら下がっていてまるで人が首を吊ったような痕跡が生々しく残っていて地面には薬のふくろが散乱しておりその近くにはナイフが落ちており警察によると毎年千体もの遺体見つかるそうです。

樹海での自殺者は年々造化してるそうです。

樹海は広いのでまだ多くの遺体が未だに取り残されてます。

我々は樹海へと入り午後12時番組ロケは終了他のスタッフ達は番組の打ち合わせがあるので先に帰ってしまい残ったのは稲川さんと僕だけでした。

僕と稲川さんは少し周辺を散策してタクシーを拾いました。

タクシーに乗って10分が経過周りはずーっと林で林を抜けたあと右側に白い車がありました。

僕は白い車を見つけた時、稲川さんに「白い車見えません?」と聞いたら稲川さんがなんだろうおかしいなとタクシーの運転手と話しながらそのするとその白い車を見たらタイヤがなく廃車だったのです。

するとタクシーの運転手が急に飛ばしはじめ稲川さんは運転手に「何で飛ばすんですか」と聞いたら見るなぁと言いながら車を飛ばしついにその白い車の前を横切った運転手は見るなと言ったが僕は見てしまった。

僕はギャーと大きい声で言って「稲川さん今見ました?」と震えながら聞くと稲川さんは真っ青な顔で「ああ見えた」と答えました。

廃車の運転席に血だらけの女が運転席の窓から上半身を乗り上げてうぉーと言いながらタクシーの窓を叩いていました。

翌日僕は40度の熱をだし入院しましたあんな恐ろしい体験をしたのは初めてです。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名マリアさん  

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