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短編2
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中二

今から書く事は中学2年の時に体験した不思議な事です

俺は友達3人(ABC)と欲しい物があったので朝刊の新聞配達のバイトをしていたんやけど…

その日は朝から冷え込んで家を出た1時半ぐらいには雪がチラチラとふっていた…

小雪がちらつく中AとBと合流 残りのCが遅刻気味でみんなでその子の家に行く事に…

俺とAがCの家の少し手前にある自販機でホットコーヒーを買ってる間にBがCの家に…

俺達2人は冷えた指先を缶コーヒーで温めながらBとCが来るのを待っていた

自販機の位置からだとCの2階の部屋が見える位置で窓から電気が点いたのが見えた

それから数分後 窓が開いてCがBに何やら言ってるのが聞こえた…

BとCが自転車に乗って俺達が居る自販機まで来た時にCが「コイツ(B)何か変なんだよね!俺が部屋の窓からBの様子を見てたら一人で誰も居ないのに話をしてたんだ」

Bは「居たんだって!変な女の人が…いきなり話掛けてきて…」

「私の子供を知らない?本当に知らない?ほら声が聞こえるでしょ…」って言ってきたんだよ!

こんな夜中にしかも雪が降ってるのに傘も無しで…

でも自販機で待ってた俺達もそんな女の人なんて見えなかった…

気を取り直して少し遅れ気味の時間を取り戻そうと出発した瞬間…

俺達4人の前にその女が居た…

寒いのに薄手な恰好で長い髪をうっすら雪を積もらせながら

「私の子供を知らない?本当に知らない?聞こえるでしょ?ホラすぐ近くに聞こえるでしょ?」

俺達はパニッくて急いで逆方向に逃げ出して十字路を右に曲がった瞬間…

「うわぁぁぁぁぁぁぁ〜」

そう曲がった所の電柱にその女が立っていた…

「…しの…ない…きこ…でしょ…」

またあのセリフ…

俺達は結局びびってその日を境に新聞配達を辞めた…

でも今でも思う…あの女はこの世の人だったのかそれとも…

怖い話投稿:ホラーテラー ぐっさんさん  

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