まさか続編を書く事になるとは思わなかった。
興味ない方はスルーして貰って構わない。
これを読むにあたって前作「バス」を読んで下さい。
女をみた後、私は無事に帰宅した。
しかしあの女をみたからか、
汗が体中から吹き出していた。
私は風呂にも入らず眠りについた。
どれくらいの時間がたったのだろう。
外はまだ闇夜だった。
視線を感じ部屋の隅にある鏡に目をやった。
女が立っていた。
鏡には映ってはいない。
だが鏡の前に立っている。
あの時と同じ形相で、
声も出なかった。
今まで何度も霊はみてきた。
しかし一度も憑かれた事はなかった。
今回は違う。
私は
憑 か れ て い る。
あまりの恐怖に気を失ったんだと思う。
目覚めた時には朝だった。
全身汗だくだった。
どうしたらいいかわからなかった。
昨日の事はきのせいだろう。
そう思いたかった。。
私はシャワーを浴びるために風呂場へむかった。
服を脱ぎ捨て風呂の扉を開けようとした。
扉越しに女が立っていた。
両手を扉にはりつけ私を凝視している。
一歩も動けなかった。
私は気を失った。
気づいた時には夕方だった。
頭が回らない。何も考えられない。
私は服を着てベッドに腰を下ろした。
とにかく落ち着こう。
思い出した。住職に連絡を取ろう。
住職と言うのは昔お世話になった方で
友人の霊を祓ってもらった事がある。
(この話は別の機会に)
私は住職と連絡を取りすぐに支度を始めた。
部屋の4カ所に盛り塩をして家を後にした。
住職のとこまでは片道3時間と行った所だ。
住職の所についた時には時間はすでに夜中だった。
早速、本堂に通してもらいすぐにみてもらった。
すぐに住職の顔色が変わった。
祓えるかわからない。
あまりにも強力すぎる。
それから家には1人で帰るな。
いや、帰すわけにはいかん。
このままだとお前死ぬぞ。
そう告げられた。
頭が真っ白になった。
一体私は何を連れて来てしまったんだ。
祓えない?
どうすればいい?
死ぬ?意味がわからない。
私は帰る事を許されず、
住職の家へ泊まる事となった。
すみません。
はいりきらないので切ります。
怖い話投稿:ホラーテラー シガレットさん
作者怖話
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