高校二年の夏。
「ねぇ、夏休みに一緒にご飯食べに行こう?」
同い年の女友達がご飯に誘って来た。
僕は快くオッケーした。
当日。
僕は友達と遊ぶのが久しぶりだったから、何をきてくか迷った。
そして、時間的にやばかったから適当な服を来て家を出た。
「もう!遅いよ!早く行こう。」
待ち合わせ時間に遅れた僕は、少し女友達に怒られつつ目的地に向かった。
「着いたよ。」
女友達が指を指した先には白い綺麗な建物が建っていた。中にはいると、二人の女性がいた。何となく僕は分かってしまった。
宗教勧誘だ…
しかも、この宗教…
これで二回目。
前も違う人に誘われたな。
「祈れば100%願いが叶うよ!入ろう。入らなければ後悔するし、入会費も500円だけだから!」
お決まり文句もほどほどに、女友達が口を開いた。
「私、〇〇(僕)のこと好きなの。好きだからずっと祈ったの。付き合えないなら…」
「あ、俺お前とは付き合えないわ〜、ごめんね。」
僕は断った、怖いし。
そしたら女は言った。
「じゃあ、あんたが死ぬようにずっと祈っとく!100%願いを叶えてくれるんだもん!あんたは死ぬよ!」
女友達は真顔でそう言った。
それからしばらく経って、その女友達には彼氏ができたらしい。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話