旦那がまだ学生だった頃の話。
文才がないのと、携帯からなので読みにくい点があるかと思いますが…。
当時、学生だった旦那は大型の単車に乗っていました。
夏の暑い日、ちょうど今ぐらいの時期だったそうです。
朝の6~7時くらいだったか、単車に乗って少し走りに出たそうです。
いつもなら、通勤や海に向かう車でかなりの交通量もあるはずの国道が、山道に差し掛かったら1台も通らなかったそうです。
蝉の鳴き声すらしない不気味な程、静かだったそうです。
しばらくしてトンネルに差し掛かった時、妙に嫌な感じがしたそうです。
曰く付きのトンネル。
でも、朝だし長いトンネルでは無いからと入って行ったんです。
…おかしい…出口が見えない。
長いトンネルでは無いから、すぐに抜けるはずが抜けられない。
『これはマズい』慌てて引き返したら、入口がすぼみかけている。
アクセル全開で入口目指したらしいです。
トンネルを出た瞬間、突然の蝉時雨と対抗車でいつもの風景。
その日は、そのままマンションに戻ったそうです。
進学の為、実家を離れて学生マンションに住んでいた旦那。
帰って来たら、管理人さんが掃除をしてたそうで、その話をしたら『あ~あの辺りには、昔から狐が居てね。
たまにイタズラするんやわ』と…。
市内の外れにある○○坂。
『そのまま行ったら、どこに行ったたのかと思う。
今でも通りたくない』と言っていました。
怖くない上に、長文になってしまいすいません
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話