友人Aが実際に体験した話です。
先週の土曜日、Aは親友のMを家に招き、お泊まり会をしたそうです。
久しぶりに会い、TVを見ながら、中学時代の話や高校の話をしてました。
しばらく経って、折角遊んだのだからと、Aは携帯で写真を撮ることにしました。
しかし、写真の何枚かにおかしなものが写っていました。
ある写真には、鏡とMが写ってたのですが、その鏡には小学生ぐらいの子供が悲しそうな顔をして写っている。
ある写真には、赤い靄のようなものが写っていました。
赤い靄が写ったところは、以前、Aが中年男性の霊を見たところでした。
二人は不気味になり、写真を消しました。
夜になり、二人は部屋で横になりながら、話をしていました。
すると、携帯のバイブの振動が伝わってきました。
Aは、Mの携帯が鳴っているのかなと思い、話を続けました。
しかし、Mはなかなか携帯を取りません。
不思議に思い、Aは聞きました。
「Mちゃん、携帯鳴ってるけどいいの?」
Mは答えました。
「え、Aじゃないの?私の携帯、バイブにしてないよ?」
「私も違うよ!だって電源切ってあるもん…」
翌日、Aは母親と弟にバイブ設定にしてたか聞きましたが、二人ともしていなかったそうです。
一体、誰が鳴らしていたのでしょうか。
もしかしたら、鏡に写った子供が鳴らしたのかもしれません。
ちなみに、携帯は今のところ、何の異常もないそうです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話