私が20年間ずっと怖いと思う話です。
はじめて聞いたのは奈良のサーファーの友達からで、その後漫画ほんとにあった怖い話にも掲載されてました。
コピペです。
しかも、未だに語り次がれてます。
いい波だよ
高校生の時の夏休み、友達が免許を取ったというので遊びにいこうと電話があった。
時間は午前3時。
むし暑い事もあって、サーフィンをやりに神奈川の海岸へ。
海に着いた時刻が、午前4時。
けっこう人もいる。
友達は仮眠中。
『俺も仮眠しようかな?』
って思った時、車のドアを叩く音がする。
開けてみたら、小学5~6年の男の子が立っていた。
「今、スゴイいい波だよ。おにいさんもきたら?」
と少年が言うので、俺もサーフィンしにいこうかな?と思ったが
「ありがとう。もう少し経ってからいくよ」
と応えドアをしめたのだが、外から、少年の声がする。
「本当に波いいよ」
「今がぜったいいいよ」
あまりにもしつこいので、怒った口調で
「わかったよ!」
と言うと同時に少年の呟く声がした。
「ほんとに、いい波だよ。俺、この波で死んだんだ」
はッとして、ドアを開けたがそこには誰もいなかった・・・
高校の時の思い出である。
怖い話投稿:ホラーテラー 奇々怪々さん
作者怖話