昔、祖父の村には猿ばっちゃと呼ばれる、知的障害(話した事ないから微妙ですが)を持った猿の様な顔の双子のお婆さんがいました。
なんでも、そのお婆さん達の父親が昔よく猿を捕まえて食べてたから、猿の呪いでそうゆう子が生まれたんだってウチの祖母が言ってました。
4歳位の時に祖父の家(けっこう山の方にある家です)に行った日、お菓子を買いに商店のある所に歩いて向かった途中に、猿ばっちゃが鎌を持って二人ならんでゆっくり追いかけてきました。
ボクは子供だったので『殺されて食われる』と思い、道路から茂みの中に入って山を登って逃げました。
上の方で覗いてたら2人も茂みの中に入って来て、ホントに恐くなって泥だらけになって走って祖父の所に逃げ込みました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話