これは中学の頃通っていた塾の塾長の実話です。
その日塾長は授業が入っていた為車で塾に向かっていました。けれど途中で車にぶつけられてしまったそうです。
ぶつけて来た車の運転席にはおばさん助手席にはその夫らしき人が居たらしいです。
とにかく塾長は授業の時間がおしていたため相手の電話番号を聞いて急いで塾に向いました。
後日、そのおばさんと塾長は時間を合わせ会いました。
何故かその日は助手席に乗っていた夫はいませんでした。
不思議に思って塾長は聞いたらしいです。
そしたらあの日おばさんは1人で車に乗っていた事が判明しました。
随分前に夫を亡くしおばさんは独り身だったらしいです。
なんやかんやで話をつけ塾長は車で帰ろうとしました。
ふとバックミラーを見るとそこにはあの日助手席に乗っていた夫らしき人が塾長に向かってお辞儀していたそうです。
きっと妻が迷惑をかけましたとの意味だったのでしょう。
嘘みたいかもしれません。
私もこの話を聞くまで感動系心霊番組を見て嘘だろーとか思ってました。
けれどこれは実話です。
死んでも奥さんのそばに居続ける夫。
この話を聞いた時少しなきそうになりました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話