短編2
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隙間男

噂できいたはなしです。

多分ホラー映画にもなったと思います。

ある小学生くらいの子供(A君)が

越してきた新築の家で、

友達3人を呼びかくれんぼすることになりました。

そしてジャイケンをして、

結局、鬼はA君にきまり、

隠れるための数を数えていた。

10‥20‥30…。

数も数えおわって、捜し回った。

自分の家ってこともあって隠れれる場所は、ほぼみたけれどなかなか見つかりません。

なんでだろー?と想いながらもリビングの椅子に腰をかけました。

パッと冷蔵庫と壁の間に目いった。

細い所に人影のよーなものがあった。

A君は怖くなり隠れている3人に降参と叫んだが返答がありません。

そのせいか怖さが頂点に達したんのでしょう、A君は涙が流れ、うずくまりました。

すると「ダイジョウブカイ」とドス低い声で後ろから肩を叩かれ振り返ると灰色の肌をした男が笑いながらいました。

A君はビックリと恐怖でとっさに自分の部屋に駆け込み、ドアの鍵を閉めてベッドの下に隠れました。

それから10分程ドアの方をみつめていたら突然、ドアにドン!ドン!ドン!と殴るくらいのノックが……。

でもそれは一瞬の出来事で、

A君は震えるくらいの寒気を感じた。

A君はその隠れた狭い隙間の中で横に振り返るとすぐ隣には、

あの男がいた。

「ミーツケタッ!」と笑いながらA君の髪を引っ張りベッドの薄暗い隙間の奥へと引きずりこんだ……。

 

早い話、隙間男は家にあるいろんな隙間に住んでいて、目を付けられた人間は暗闇の世界に連れ込まれ人間じゃない形にされるらしい。

あんまり怖くはないと想いますが、これは全部聞いた話です。

実話か作り話かはわかりません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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