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短編2
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いつか見た光景2

あの夢を見てから何年が過ぎただろうか?

もう自分自身夢の事なんて忘れていた

はぁ、疲れたなぁ

と会社から帰宅し1人で酒を飲む

その後風呂に入り

風呂から上がり体を拭きながら

鏡に映った自分

…結構歳をとったな

と思いながら鏡を見る

それからテレビを見ながら眠りにつく

子供の笑い声が聞こえる

辺りを見回してみると

古い建物

聞こえてくるラジオからの音楽もかなり昔の感じ

昭和みたいだなぁ

と思っていると子供達が駆け寄って来た

一緒に遊ぼう!

ん?自分は子供になっているようだ

ただ、夢かな?と思いつつもあまり違和感なく子供達と一緒に遊ぶ

やはり子供達の服装や街の風景を見ても、現代ではないようだ

なんだこれ?と思いながらも朝からずーっと遊んでいた

すると日が暮れそうになった時

海辺へ行こう!

と女の子が言い始めた

今から?とその女の子の方に振り返ると

その女の子の顔は真っ暗でよく顔が分からない

うーん?どっかで見たな?と思いながらも

みんなで海辺へ行く事にした

海辺へつくと顔が真っ暗の女の子が積極的に話かけてくる

昼間はいなかったなぁと思いながら遊んでいると

その女の子が

景色が綺麗なところがあるから二人で行ってみよ!

と言ってきた

別に断る理由もないので案内されるがままについて行く

そこは少し丘のようになっていて下を覗いて見ると結構高い

でも確かに海も星も綺麗に見えるなぁと思っていると

トントン

と肩をたたかられる

ふっと振り返ると女の子の顔がはっきり見える

すると女の子が

ニヤッと笑い何かを言った

やっと会えたな。

ドン!!

背中を押され海へ落ちる

落ちる最中に

あの女の子どっかで見たぞ!

と思うが岩に頭をぶつけたところで目が覚める

うわっ!!

なんだこれ?

と思いながら洗面所に行き汗を拭く

ふっと思い出す…

前の夢の女だ!!

あわてて鏡を見る

髪型も顔もあの時の夢と一緒だ!

と気付く

夢の日が近づいている?

つづく

怖い話投稿:ホラーテラー レイドロームさん  

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