二回目の夢を見てからというもの
少しではあるが初めて会う人は警戒するようになった
しかし警戒するとなにもないもので
また何ヵ月もの時が過ぎた
友達に話しても皆
そんな夢は誰でも見る!
と言って相手にしてくれない
自分自身も
考えすぎかな?
と思うようになっていた
そして夢の事を完全に忘れてしまったぐらいに友達から電話がかかってきた
合コンでもしないか?
そう言ってきたのは昔からの親友の良久
でも昔からと良久は言うものの
自身には全く良久との思い出はない
社会人になった当初ぐらいから急にからむようになった印象だ
しかし今は同級生で飲みに行くのは良久ぐらい
昔の事などあまり気にせず仲良くしていた
別にやる事ないし、いいよ!
と良久に言うと
分かった!んじゃあ仕事終わったら迎えに行くな!
と言って電話を切る
合コンかぁ…久しぶりだなぁ
と内心ドキドキしながら仕事を済ませ、良久からの連絡を待つ
すると7時30分頃に良久から電話がかかってきた
家の下についたぞ!
僕は車を確認し、下へ降り車に乗った
つづく
怖い話投稿:ホラーテラー レイドロームさん
作者怖話