私は今、若干25歳で二児のパパをやっております。
面白いサイトだと思い、投稿します。
実際に体験した話です。
長くなるので、会話は省きます。
面白く、怖くないと思いますが、あしからず。
あれは私が高校を卒業して、就職もせずにアルバイトをして、プーを楽しんでいる時でした。
毎日ながらする事が無く、ただ友達数人と集まって、毎日のように公園で溜まっては喋っていました。
(今考えたら、なんて迷惑。)
そんなある日、アルバイトも終わり、いつもの公園に皆がいるという事で、向かう事に。
急いで自転車を走らせ、公園に着くと、何故か既に話が盛り上がっており、今から心霊スポットに行くという事になってました。
原因はブランコに置いてあった、心霊スポットがいっぱい載っている本。
かなり面倒くさかった私は、最初はやんわりと断りましたが、若者にそんな話は通用しません。
渋々付いていく事に…。
ワゴン車に、男5人と女1人を乗せていざ出陣。
懐中電灯よし!カメラよし! 女よし!
…と皆、テンションが上がり、いつしか私もそのメンバーと一緒にはしゃいでしまってました。
目的地に着いた瞬間、私達は氷つきました。
某廃大学で、テレビにも出てくる程の場所。
ただならぬ雰囲気が漂っています。
私は絶対止めたほうがいいと、皆を止めたんですが、怖いンか?と馬鹿にされて終わりです。
1人で残る方が怖いと察知し、怖いながらも、付いていく事に。
正面入り口は完全に入れなくなっており、裏口の窓から入って行く事に。
ここまでは本に書いていた通りだった。
以前から肝試しにくる奴らが窓を割って入ったのでしょう。
学校の中に入ると、物音1つ聞こえず、シーンとしている。
時折吹く風の音が妙にハッキリと聞こえ、人の叫び声にも聞こえてくる。
懐中電灯だけが、私達の頼りの綱でした。
図書室、音楽室、講堂、体育館、教室、トイレ、全てを見回りました。
………。
特に何も起こらず、そのまま屋上に付いてしまい、気が抜けて、へたりこむ私達。
5分くらいその状態が続いた時、1人のツレが妙にソワソワしだし、私が、どうしたの?と聞くと、後ろにある倉庫からなんか変な音聞こえる、と。
皆がそこに注目すると、確かに聞こえる。
何か歌のような、お経のような、そして悲しい声で。
ゾクゾクと寒気がして、一気に心臓の鼓動が早くなり、変な汗がにじみ出てきました。
恐怖で誰も見に行く勇気も無く、写真だけ取ろうと言うことに。
写真を一枚取り、早く帰ろうという話になり、そそくさと帰ろうと足早に、いや、あれは小走りでした。
ダダダダと階段をかけおりて、一階に着いた時でした、前から作業服を着た人が歩いて来るのが見えました。
私達は見つかってしまうと思い、振り向くと階段の下に隠れるスペースがあったので、そこに全員隠れる事に。
ゴッスー、ゴッスー
と妙な足音が近づいてきます。
身を潜めて見ていると、足を引きずり、時折頭を左、右へ。
絶対生きた人間じゃない。私達は初めてた幽霊に、心底恐怖を覚えました。
誰も動けず、呼吸にも気をつかう程。
ただ早く去ってくれといわんばかり。
10分ぐらいその状態が続き、ようやく何事も無くさって行きました。
そっからは猛ダッシュです。
急いで車に駆け込み、地元へ向かいました。
その日はそれで解散。
次の日も何事も無く過ごしたんですが、その日から私のパソコン妙なメールが届きます。
何処かの部屋?倉庫? 外から撮っていて見たことがあるような無いような。
それから毎日同じ時間に送られてくるそのメール。
怖くなり、パソコンはそれ以来つけなくなりました。
後々思い出したんですが、あれは私達が行った大学のあの倉庫です。
友達が撮ったあの一枚です。
怖くなり皆に話そうと思いましたが、なんとなく駄目な感じがして、話さずじまいです。
それから1年程たち、そんなメールも忘れていた頃、何か調べ物をしようと、パソコンを立ち上げた時です、足の先から寒気がしました。
あれから四百通ものメールが届いていました。
内容を見てみると、あの時の写真です。
何故か少しづつ扉が開いているのです。
最後のメールの時で扉が半分程開いていました。
怖くなり、イタコさんも呼んだり、テレビにも出ました。知っている人がいるかも知れません。
しかし除霊をしても、メールは送られてくる一方なので、呪いのビデオ制作会社に原因を調べてもらっています。
未だにわかりません。
もしかしたら呪いのビデオに入ってるかも…。
怖くなくてすんません。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話