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中編3
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雪さん。

誤字や脱字、変な文章とかあるかもしれませんが、ご了承ください。

私は雪さんにあったのは

自殺サイトだった。

当時の私は、母親からの精神的虐待や学校での先生からの虐めで心は疲れきっていた。

生きる希望さえなく、自殺したいと意志だけが頭を支配しだしていた。

一人で死ぬのは流石に怖いし、抵抗があった私は「自殺サイト」にて他の自殺志願者を探すようになっていった。

バイトから帰ればいつも親の目を盗んではそのサイトにアクセスをするのが日課だった。

当然私にも自分だけのスレットがあり、

親に言われたこと

むかついたこと・・・などを乱雑に書き込みしていた。

そこでは私に対して「さっさと死ねよks」などと言う人が大半だった。

そんなある日雪といった人が私にコメントをしてくれていた。

どうせまた例の冷やかしだろう。

自分のがきついと言いたいのだろう。

その程度に思い、特に返事を書いたりなどはしなかった。

しかし私が無視をしているにも関わらず、雪さんは

「頑張ったねー」

「もう頑張らなくていいよ」

「なんで貴方のような人が傷つくの?」

などとだんだん優しい言葉をくれるようになり、その頃から私も興味をもち返信するようになった。

心も身体もぼろぼろだった私は雪さんにすがりついた。見ず知らずのサイトの人を。

嫌なことがあったらいつも雪さんにスレットで助けを求めていた。

彼女もまた、私に励ましの言葉を書いてた。

しばらくして彼女からの返信が消え、不審に思った私は自殺サイトの過去の履歴を見て彼女についてのスレットを探した。

見た瞬間私は泣いた。

彼女は会社を倒産し多額の借金とガンを患っているとのこと。

ガンを抱えたまま路上生活を已む無くしざるを得なかった状況だった。

ようやく彼女がこなくなった理由が分かった。

それでも彼女のことが忘れられなかった私は、辛いことがあれば彼女に助けを求めていた。

そんなある日。

とてつもなく嫌な予感が私を恐怖に貶めた。

何か分からない。

だけど何かが

何かを失う。

その何かが分からないままいつものサイトを開いたら、コメントが一件きていた。

内容は、

俺、翔って言うんだけど

雪さんと一緒にいるホームレスね

雪さんね、もうすぐ命が危ないんだ。

でも貴方のことすっごい心配していてね。

今もずっと血を吐きながら貴方の名前を呼んでいる。

彼女からの伝言で、

私が死んでも風が揺らいだらいつも有希(私)を

見ているからね。

有希は一人じゃないよ。

いつも見守っている。

とのことでした。

と彼は私に伝えてくれた。

それから3時間後雪さんは命を落としたそうだ。

その翔って人もサイトの人間だから嘘をつくならいくらでも可能だった。

そのせいか私は雪さんが死んだといわれても泣けなかった。

それから数日、

私がバイトで先輩に理不尽なことを言われて落ち込んでいた時。

そっと誰かが手を触った気がした。

きっと気のせいか・・・・。

その程度にしか思わなかった。

しかしそんなことがそれからもずっと起こっていた。

こ・・・これは雪さんなのかもしれない!!!

そう思ったらとても心が落ち着いた。

久しぶりに「自殺サイト」に来てみると。

そこには別の名前を使った雪さんがいた。

なぜ分かったかって?

それは彼女が独特な話し方をするからなんだよ。

じゃぁ・・・、

私の手を触ったのは?

私を励ましてくれていた幽霊は・・・誰?

そう思うと今も背筋が凍ります。

怖い話投稿:ホラーテラー まっとしょすかさん  

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