友人Aと私の実話です。
駄文ですがお付き合い下さい。
去年の2月にAが交通事故に巻き込まれ脳を損傷 し手術し命は助かりましたが目が見えなくなってしまいました。
話しを聞いて4月頃にお見舞いに行きましたが意外にも普通で安心しました。↓以下、会話
A「お見舞いありがとー!まぢ、ヤバくない?
アタシこれからどーすんの?って感じなんだけど!」
私「これから見える可能性とか無いの?!」
A「無いって言われた!これからなんも見えないわ〜リハビリ辛いし。」
私「まぢか…」
Aは普通に明るく話してましたが、私は目が見えなくなったとゆー重い内容に気休めなんか言えず、そのままたわいのない話しをしてその日は帰りました。
帰り際にAが変な事を言ってきました。
A「暇だからまた、来てねー!つか、事故した時にずっげー笑ってるオバサン居たんだよね〜まぢムカつく!!」
私「すぐ、来るよ【ハート】何そのオバサン!最低じゃん!そのオバサンってさぁー」
看護婦「失礼しまーす。面会時間とっくに過ぎてますよ!」
私、A「あっ!すみません。」
私「A、すぐ遊びに来るからその時話そ!じゃーね!」
と言って帰宅。
帰宅してからも笑ったオバサンにイライラしながら この先のAの将来を勝手に心配してました。
後日、病院に行くとAの様子が明らかに変わっていました。
前に会った時はそこそこ明るかったのですが
今回はずっと俯き、話し掛けてもブツブツ独り言を言い続けてました。
A「何で笑ってんだよ…こっち見んな…おまえなんか見えてないし笑うなよ…」
などを言っていて私は、あのオバサン??と思い。
私「笑ったオバサンにムカついてんの?もう居ないし何処に居るか解らないんだからそんなに怒らないでよ〜」と言った瞬間
A「そこでずっと笑ってんだよ!!!!クソー!あ゙ぁー!ギャー!」
と発狂。Aが指差した場所は誰も座ってない私の隣…。
看護婦さん、先生が来て安定剤?打って。私は先生に何があったか説明。
先生「失明したショックで見えないモノが見えたりする人が多いんですよ。気にしないで!大丈夫だから」と言われその日も帰宅。
その一週間後にAは発狂+笑いながら亡くなったそうです。
Aは、私に手紙を書いてました。見えないのに一生懸命書いたんだなぁ〜と号泣。字が重なったりしてて読みにくい感じでしたが最後の手紙と前とあまり変わらないAの字体。真剣に読みました。
(読まなければよかった)
手紙
○○へ
オバサン 笑ってるんだよ。
私の事故あの人のせいかな
見えないのに見える。
何であの人だけ見えるのかな?○○も見て。
次は○○だよ。だって隣に居るでしょ?
○○も見えないのに見えるよ。
辛いでしょ?辛いかな?
今の所、私には何もありません。ただ…最近 違和感を感じます。
一応お祓いも行きましたが…。
読んで下さってありがとうごさいました。
怖い話投稿:ホラーテラー もずくの2倍さん
作者怖話