ある日、大学の友人(都会っこ)二人が、私の実家(田舎)に泊まりに来ました。
二人は、用水路でフナ釣りをしたいと、言った。
早速、釣り具屋に行き竹竿、仕掛け、ミミズなどを買い込み、用水路に向かった。
針を下ろし、引きがくるのを待っていた。
すると、近所のおばちゃんたちが、『いっぱい釣れてる?』と笑顔で尋ねて来た。
友人は『まだ、全然釣れてません。これからですよ。』と笑顔で答えた。
友人は、『知らない人に気さくに話しかけてくれるとか、なんかいいね。』と私に話した。
私は『これが田舎のいいところだよ』と答えた。
しばらくすると、何匹か当たりが来て、友人も上機嫌だった。
すると、小学生5、6年くらいの男の子が自転車で用水路の横の道を通った。
自転車を横に倒しこちらを見ている。
私と友人たちは、何が釣れるか興味があるのか? 一緒に釣りをしたいのか? と思ってるのかなと思い
笑顔で、少年を見た。
すると、突然、石を持って、私達のウキを目がけて投げ始めた。
立て続けに20回ほど
さすがに頭に来て、近くまで行き、おもいっきり睨みつけた。
さすがに効いたのか、石を投げるのを辞めた。
その後、ニコニコしながら、手放し運転で去っていった。
友人は、ドンビキ(笑)
少年は、いったい何をしたかったのだろう。
友達がいないのかな。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話