俺はとある森に迷い込んでしまったようだ
あても無く歩いていると 道なき道の端に日記帳が野ざらしにされていた
拾って見てみると 歪んだ文字でなんか書いてあった
{10月24日
私はこの森で迷ってしまった 日記を拾ったのでつけてみる
10月25日
今日も当ても無く彷徨っている…
10月26日
……………
コンナ感じで日記が書かれていた
ところがあるページで筆記者が変わったかのように文字の形態が変わったのだ
これまでの歪んだ文字では無く 達筆と言える程丁寧に書かれていたのだった
そして俺はある規則性に気がついた
(下一桁が0の日で文字の形態が変わっている)
これはどういうことだ?
ただの偶然なのだろうか?
そして遂に空欄のページが現れたのだ
仕方ないので日記をつけることにした
そして 下一桁が0の日が訪れたのだ
そわそわしながらも日記を綴った
そして書き終わり 日記を閉じたと同時に 後ろで鈍い音が響いた
そして俺の意識は薄れて行った………
此処は何処なんだろう
僕は迷ってしまった
獣道を歩いていたら
ふと 道端に落ちている日記に気が付いた
僕はページをめくった
怖い話投稿:ホラーテラー ずさん
作者怖話