これは私が小学生の時に本当に体験した話です。
その日は日曜日で、
私は珍しく家にいました。
父と二人でテレビを見ていた時です。
私は母が家にいると思ってました。
多分2階にいるんだろうと思い、2階に向かって「お母さーん」と呼びました。
すると「はぁい…」と返事が返ってきたので、
あぁ、2階にいたんだなと
次の言葉を言おうとした時、
疑問に思いました。
母は元々ハスキー声で、あんな高い声じゃないし、
あんなに若い人みたいな声じゃない…
今の声はお母さんじゃない…!!
そう思った瞬間怖くなり、
父を呼びに行ったんです。
さすがに2階に行く勇気はありませんでした。
父を呼びにリビングまで行くと、
なぜかさっきまでテレビを見ていた父は、死んだように眠ったまま
どんなにゆすっても、声をかけても起きないのです。
「2階に知らん女の人がおる!!」何回言っても駄目でした。
小学生の私には怖くて怖くて、訳がわからなくなり
泣きながら母を待ちました。
しばらくすると母が帰ってきてその時に父も起き、二人が「どうしたん?そんな泣いて」と聞くので、
二人に一部始終を言いました。
父は「別に眠くなかったんやけどなぁ。何で寝てもたんやろ。
気がついたらお前が泣いとるから、びっくりしたわ!!」と、
言ってました。
母には結局信じてはもらえませんでしたがm(__)m
今でもあの声は誰のものだったのかわからないままです。
その家には今はもう
越して住んでいません。
この話以外にも
この家で体験した
不思議な話は
少しあります。
またいつか載せたいと思います。
最後まで呼んで下さった方ありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話