私が、中学三年の頃の話。
九月ごろだったと思う残暑がのこる日だった。
その日、部活帰りで遅く帰宅し早々とベットに入った。
突然目が覚めて体を動かすも動かない、目だけが天井を見つめて金縛りに耐えていた。
金縛りはいつもの事なので驚かないし気にもしてなかった。
今日は、どこまで金縛りに耐えられるか試してみた。
部屋は、月明かりでうっすらとし、辺りは静まりかえっていた。
フッと足元から徐々に暗闇が広がり、吸い込まれるような感覚がした、だがッまだ耐えた。
しかし、途方もない孤独と死を感じたため私は、諦めて体を動かした。
すると、案外アッサリとけた。
んッ!?気付くと弟二人が私のベットの上に寝ていた。
金縛りに慣れていたせいか、不覚にも、辺りを見渡し忘れたのだった。
あれッ??一度台所に向かってから部屋に戻ると弟達の姿は無かった。
自分の部屋に帰ったのか!と思いベットへ入った。
確か今日、弟達は友達ん家に泊っているはずだよなぁ、冷や汗が額に流れた。
(注意)この話はフィクションです。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話