初投稿です。
家鳴りのお話があったので、我が家のもひとつ。
家鳴りは「湿度による木材や樹脂の膨張や収縮によって起こるもの」というような証明がなされていますよね。
「パチッ」「ピシッ」といった音はうちにも度々あったのですが、生活に支障があるわけでもなく、元来がのんびり屋の私と妻はさして気にしていませんでした。
むしろ「パチ夫」と名付けたりして、
「今日パチ夫うるさいね」
「そう?いつもこんなんだよ」
などという会話があったりしました。
2年前くらいの夏に、テレビ番組の「本○にあった怖い話」が夏の特番で放送していたので、録画して2人で見ていました。
番組では、出演していた女性タレントを霊能者の方が霊視し、よくない霊がついているとの事で除霊コースへ。
場所を変えて従者の方々が女性タレントを囲み、霊能者の方がお経(?)をよみ始めた時…。
「パチッ」
うちのパチ夫がひと鳴り。
テレビではまだお経が続いています。
「ピシッ」
「パチッ」
「バチッ」
思わず妻と顔を見合わせていました。
「え、はげしくない?」
「こんなに連続して鳴ること無かったよね」
「もしかしてパチ夫、除霊されてんの?」
「マジで?録画なのに?」
こんな会話の最中も音は鳴り続け、お経も終盤に差し掛かった頃…。
ウソのようですが、それ以来家鳴りはしなくなりました。
前述した湿度の影響で音がすることはたまにありますが、私たちは今でも「本怖」の除霊にパチ夫が巻き込まれたのだと思っています。(録画で)
怖くないし、しょーもない話ですが以上になります。読んで下さってありがとうございました。
この件以前に、妻が
「ゆうべパチ夫がおならした」
と言っていた事がありますが、その話はまたの機会に。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話