俺はある日、友達のKとMと一緒に心霊スポットに行った。
そこは山奥の小さなトンネルで、周りには街灯一つなく、トンネルの中も真っ暗だった。
俺達は、懐中電灯一つでKを先頭に歩いた。
トンネルの中間に差し掛かった時、白い文字の様な物が浮かび上がった。
Kが懐中電灯で照らすと、そこに書かれていたのは
ウネコラギ
それを見たKが叫び出した。
K「ウ、ウ、ウネコラギ、ウネコラギウネコ・ラギィィィィ」
俺が呆気にとられていると、Mも狂い出した。
M「ウネコラギ一杯390円!!ウネコラギ一杯390円!!」
怖くなって俺はトンネルから逃げ出した。
トンネルからはまだ二人の叫び声が聞こえる。
「ウネコラギ祭だ!ウネコラギ祭だ!ウネコ・ラギィィィィ」
本当にこの出来事にはびびったが〜な。
後で調べてみたんだが、ウネコラギっていうのは、昔ローマで異端とされていた人達が、悪魔を呼び出すのに本当に使っていたそうだ。
嘘だ
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話