ある噂になってた廃屋に肝試しに行って来た。
その時の話。
文才無いから、読みにくかったら、スマソ。
そこは、山の中腹にある一軒家で、聞いた話によると息子が父親と母親を殺して、自らも命を絶ったというもの
で、何がおこるのかと言うと自殺した息子をその廃屋で見たヤツは、息子に殺されるらしいとの事で、今まで何人かが変死してるらしかった。
そこに、俺とA、B、C(女)、D(女)で出掛けた。
車で40分ぐらい走った所で、Aが「死んだ息子に会ったら、どうするよ?」と言ってきた。
俺「会ったら、殺されるって話だぞ!!会いたかねぇよ。」
D「じゃあ、会わない様にしたら良くない?」
C「え~どうやって?」
D「おがむ!!」
B「はぁ?何だそりゃ」と、一同、爆笑。
そうこうしてるうちに、その廃屋に着いた。
外見は、普通の二階建て。生活感がないだけで、普通に人が住めそうだった。
窓は、すべて雨戸がしまってて、その上から板で、釘止めしてあった。
窓は、開けられないようだった。
持参した懐中電灯で家の廻りを回ってみたが、別に変わった事も無く、いよいよ、玄関からの侵入を試みた。
Aが玄関のドアノブを回した。
ガチャと音がした。
ドアには鍵が掛かってた。
「な~んだよ~つまんね~の!」
Aは、拍子抜けした様に声を上げた。
Cが、冗談混じりに、「ごめんくださ~い。今晩はぁ~。」と声を掛けた。
俺達は、何やってんだと、笑ったが、Aが何気にドアノブに手を置き回すと、嘘の様にドアが開いた。
A「Cスゲーなぁ!?」と言いながら、外側へドアを引くと真っ暗な廊下が、見えた。まるで、先の見えないその廊下のアチコチに、俺達の懐中電灯の小さな明かりが動き回る。
B「取り合えず、上がろうぜっ!!」
A「だなっ」
D「じゃあ、おっ邪魔しま~す。」
C「お邪魔します。」
俺「失礼します。」
廊下に靴ごと上がり、廊下をソロソロと歩いて行くと、左側にドアを見つけた。
B「おっここ部屋じゃね?」
そう言って、ドアを開けた。少々、カビ臭いが、我慢して中へと入って行った。
その部屋は、6畳の和室で、多分、両親の部屋だったのでは無いだろうか?
箪笥の中には、衣類が残ったままだった。
中年の叔母さんが着る?ヒョウ柄が多かった気がする。
A「次、行こうぜ!!」
そうAが言ったので、その部屋を出て、廊下に出ると玄関から見て突き当たりにある部屋のドアを開け中に入った。
入った瞬間何か嫌な感じがした。
多分、リビングなんだろうけど、大分中は荒らされていて、変な臭いが漂っていた。
B「何かこの部屋臭くねっ?なんだよこの臭い!!」
そう言いながら、そこら辺に散らばる物を足で蹴りながら、前に進んで行った。
CとDは、口に手をあてて顔をしかめていた。
Aは、臭いをさほど気にしていないのか?ズカズカと奥にあるキッキンへ入って行った。
俺は、少々、具合が悪くなってきたが、我慢して、足元に散乱している古新聞等を懐中電灯で照らし見ていた。
昭和57年6月…日にちは、破れていて解らないが、この家で、人が普通に暮らしていたのだと実感させられた。
引っ付いて中々、ページを開く事が出来ない古新聞を無理に開いて、叫びそうになった。
多分、真ん中辺りだと思うそこに、血が黒っぽく付着していたからだ。
それも、尋常じゃない程の血……
古新聞を開いたまま固まっていた俺に、CとDが近寄って来て、C「何見てんの?」、D「何それ?何のシミ?」、と言ってきた。
俺は、掠れた声で「多分……人の…」と言おうとした時、奥のキッキンに入って行ったAの妙な叫び声を聞いた。
俺は、古新聞を放り投げ、Aがいるであろうキッキンに行った。
C、D、Bも俺の後から走って来た。
キッキンは、結構広くて、でかいダイニングテーブルとかも置いてあった。
Aは、というと、一般家庭では、不必要な感じの冷蔵庫があって、その前で固まっていた。
Bが、Aに近寄り肩を掴んで「何か見付けたのか?」と、言うと、Aは、無言で冷蔵庫を指差した。
いぶしかげに、Bが俺達の方に顔を向けた。
俺達もAやBがいる冷蔵庫の前までゆっくり歩いて近付くと、Bがゆっくり、冷蔵庫の扉を開けた。
「!!!!!」
驚いた。叫びそうなほど…CとDは、ソレから顔を逸らし、咳込んでいた。
俺も吐きそうだった。必死に堪えて、Bの持つ冷蔵庫の扉を閉めた。
B「なんだよアレ!!」
A「なっ?!キモいもん入ってたろ?」
C、D「もう帰ろうよ~」
俺「ヤバく無いか?コレ…それにココ廃屋だろ?なんで冷蔵庫動いてんだ?」
俺が言い終わった時、2階で物音がした。
全員が顔を見合わせた。
息をのんだ。誰か居る。
確か話じゃ、自殺した息子の部屋が2階だった…
青ざめて嫌な汗が吹き出して、思う様に言葉が出ない。
A「息……子か?」と、小声で言った。
その時また2階で音がした。人が歩いている様な音だった。
その音が、移動しているのに気付いたのは、半ベソをかいていたCだった。
C「足音…移動してるよね?」声を震わせて言った。
D「ヤバく無い?帰った方がいいよ!!絶対!!」
俺達は、冷蔵庫の中のモノを思い出していた。
アレは、どう見ても動物の肉じゃない…
だって……指が見えたから……
バラバラになったパーツを無理矢理、ナイロン袋に詰めた感じで、デカイ冷蔵庫の中に保存?されていたみたいだった。
全員がお互いの顔を見て頷いた。
俺達は、帰ろうとして、キッキンからリビングに移動した。
廊下に出たら、玄関は廊下を直線に進んだ正面だ。
自然に足早になったが、元々あまり広くない廊下を、5人で押し合いへしあい進む事になった。
ちょうど、和室の前辺りに来た時、Cが前を歩くBの腕を掴んだ。
B「うわっなんだよ!!」
Bが後ろにいるCの方へ顔を向けながら、割りと大きな声で言った。
それで、俺達の足も止まった。みんなの視線が、Cに集まった。
D「何?どうしたの?」とCに問い掛けた。
Cは、黙ったまま口に人差し指をあてた後、耳の脇に手をあてて、音を聞けとジェスチャーしてきた。
俺達は、微動だにせずCのジェスチャー通りに耳を澄まして音を聞いた。
ミシッミシッミシッミシッ……
明らかにその足音は、玄関前の廊下の右側にあった階段に向かっているようだった。
誰かが生唾を飲み込むゴクッという音がした。
足が震えてきた。
A「とにかく、玄関まで走らないか?全速力で!!」と、Aが言った。
B「全員は無理だろう?」と、Bが言った。
悩んだ末、女から外に出そうという事になり、先に出たがっていたDが先行を切った。勢いよく駆け出し玄関のドアノブを掴み回す様子が、照らされた懐中電灯の小さな明かりの中でも見えた。
それで、Cを行かせた。
玄関のドアがすぐ開くものと思って……
Dが、必死に何度もドアノブを回してガチャガチャいわせてる音が聞こえた。
D「開かない!!開かないよ~!!なんで?なんで?」と叫んでいた。
CがDに代わってドアノブを回すも開かない様子だった。
痺れを切らしたAが走って行き、ドアノブを持つCを押し退け荒々しく回した。ガチャガチャガチャガチャ……
A「開かねぇぞ!!くっそっなんで開かねぇんだよっ!!」というやいなや、ドアを激しく蹴り出した。
だけど、ドアはビクともしなかった。長年放置されたであろう、木製のドアは、新品の様に頑丈だった。
俺とBがその様子を見ていると、不意に上の方から、つまり2階から、誰かの声が聞こえた気がした。
それで、俺とBが顔を合わせて、上を見上げた。
足音が、階段のすぐそばで聴こえた。
Bが2階の様子を伺いながら、ゆっくりと前に出て行く……
ミシッ…………
2階の誰かが階段に足をかけた音がした。
その音に気付いたのか?はたまた、何かを感じたのか?Cが2階を凝視している様だった。
Aは、まだドアノブをガチャガチャと回し続けていた。
Dは、そんなAの様子を泣きながら見ていた。
ミシッ……………
また一段、何かが降りた様な音がした。
俺の見上げている所からだと、五段ぐらいソレが降りたら、見える位置にいた事になる。
Bは、懐中電灯で2階を照らしながら移動していた。
ミシッ…………
また、一段降りた。
Cは、固まったまま、2階を見ている。いや…多分階段を見ていたのだと思う。
ミシッ…………
「………………………のか?」
何か聞こえた気がした。
俺は、その場に足がくっついてしまったように動けなかった。
Bは、玄関近くまで移動していた。
そして、懐中電灯は、階段を照らしたまま。
Aが後ろを振り返り、Bの持つ懐中電灯の明かりの先を見ていた。
CもDも、黙って見上げていた。
ミシッ…………
また、降りた。俺の位置から見える距離に何かがいる。
懐中電灯を当てるがソレの姿は見えなかった。
だけど、気配?何かが居るというのだけはわかった。
来る途中で、Aが「息子に会ったらどうするよ?」と言っていた言葉をふと思い出して、冷たい汗が吹き出た。息遣いも荒くなり苦しくなって来た。
ミシッ………… それが一段降りた時、A、Cが、叫んだ。
AとCが、俺の居る場所まで走って来て、和室のドアを思いっ切り開けると中に飛び込んで行った。
BとDは、そんなA達の姿を見て、俺の居る場所まで来て、Bが俺の腕を引っつかんで、和室へと入った。
Bが「なんか見たのか?」
とAとCに問い掛けた。
Aは、放心状態で、俺達と違う方向の一点を見つめていた。
Cは、「ごめんなさい。ごめんなさい。許して。ごめんなさい。」と、しきりに言っていた。
Dは、Cを抱き抱え泣きながら震えていた。
Bが「様子を見てくる」と言った。
俺は「行かない方が良くないか?こいつ等の怯え様は普通じゃねぇ。幽霊じゃなくても、頭のおかしい奴とかだったら、どうすんだよ!!」自分で何を言ってるのかわかんなかった。
けど、この時は、そんな言葉しか思い付かなかった。
それなら尚更、確かめて、早く此処を出ないとイケないだろうと、俺が止めるのも聞かずに、Bは、和室を出て行った。
Bが出て行った後、俺は和室のドアに耳をあて、様子を伺っていた。
廊下を歩く足音がする。多分、Bだろう。玄関の方へ、足音が遠退いて行く。
しばらくしたが、Bは、戻って来なかった。
5分………10分………それ以上経っても、Bは、戻って来なかった。
携帯を眺めていて、気が付いた。圏外だった。
助けも呼べないのかと、和室をアチコチ移動したが、何処も電波が入る場所が無かった。
Aは、相変わらず部屋の隅を見詰めたまま。
Cは、ずっと、謝り続けていた。
Dは、Cを抱えたまま泣いていた。
Bの様子を見に行きたい。だけど、こいつ等を置いて行って大丈夫なのか?
何かあった時、対処できるのか?
葛藤の中、怖いが様子を見に行く事にした。
その事をDに伝え様とDに近付いた時、Cが何か言ってるのが聞こえた。
小さな声で聞き取り難かったけど、Cに耳を近付けた。DもCを見ていた。
Cは「……がう………う…ち……が…う…」と言っていた。
俺とDは、互いの顔を見合わせ、首を傾げた。
(違う?何が違うんだ?)そう思ったのは、Dも同じだったらしく、DがCに聞いた。
D「違うって…何が違うの?どういう意味?」とDが言うと、Cが、言った。
C「……た話…ち……がう……こ…じゃ………い。」途切れ途切れにしか聞こえないから、何が言いたいのか?解らなくて、怖いのと、苛立ちが混じり、俺はCに「何が違うんだよ?!話って、何のはな……」そこまで、言いかけて、思った。(聞いた話が、違うのか?息子が両親殺して、自分も自殺した…というのが、もし、違うとしたら………)
それで、Cに聞いた。
俺「俺達が聞いた話が違うって言いたいのか?」そう言うと、ガクガク震える頭をCは、縦に振った。
(じゃあ、殺害したのは…誰なんだ?Cは、何を見たんだ?見たのか?Aもソレを見たのか?)
Dの腕を外し、Cの両腕を掴み、俺の方に向き直すと、Cが強張った顔を上げて俺を見た。
目はうつろだった。
俺「なんか見たのか?見えたのか?」
C「…………………」
俺「なんか見たなら教えてくれ!!Bが様子見に行ったまま戻って来ないんだよ!!」
C「!!!…………」驚いた様に目を見開いたCは、辺りを見渡し、Bが居ない事を確認したようだった。
D「Cちゃん、なんか見た?それとも………」
C「……えた…の……」
D「…えた?」
C「…聞こえた……の…」
D「何が?声?」
Cが頷いた。
D「なんて?」
C「また……来たの…か?…ろし…たはず…なの…にっ…………て」
D「また、来た?ろした…?」
俺「また来たのか?殺したはずなのに?ってか?」俺が割り込み聞くと、Cは、怯えたままの表情で、頷いた。
(どういう事だ?前にも誰か来て…そいつらの事を言ってんのか?それとも……わかんねぇ!!)
とにかく、今は、Bを探す事が先だ!!
俺は、DとCにBを探しに行くと伝えた。
当然の様に二人に止められたが、Bの事が気掛かりで、俺は、懐中電灯を持ち、部屋を出て、様子を伺った。
誰かの気配は無い。Bの気配も無い。音もしない。
そろそろと歩き出した俺の足音が、静まり返った廃屋に響き渡った。
その音がとても不気味だった。
階段の上がり口に立った。足が震えて上手く上がらない。それでも、意を決して足を上げ2階へ上がった。
階段を上り切って、すぐ、突き当たりに部屋が一つと、左側に部屋が一つあった。
俺は取り合えず、左側のドアに手を伸ばした。
ドアノブを回しドアを開け懐中電灯で中を照らしながら覗いた。
どうやら、そこは、物置のようで段ボールや使わない家具類が置いてあった。試しに、Bの名を読んだが、Bからの返事はなかった。
奥の部屋か?
そう思い、物置の部屋から出てドアを閉めた。
相変わらず何の音もしない。それが返って恐怖だった。
奥の部屋のドアの前に立った時、鉄臭いというか、サビ臭いというか、そんな臭いが漂っていた。
ドアノブに手を置くとヌルッとした感覚があって、とっさに、手を離し懐中電灯で手を照らして見ると赤茶けた何かが着いていた臭いの原因は、ソレだった。
洋服で、手を拭い、ドアノブを回しドアを開けた。
(うっ……)
思わず呻いた。むせ返る様なあの臭いが部屋中に充満していた。
懐中電灯をあてるとそこら辺にあの赤茶けた何かが付着していた。
それは、天井にまで着いていた。
一歩足を踏み入れると、ズルッと滑って思わずコケそうになった。
ドアノブに掴まり、耐えた。
フローリングなのだろう。液体の様なモノに足を取られながら、一歩、また一歩と部屋の中へ入った。
俺は、Bの名を何度も呼び続けた。
だけど、Bの声は、聞こえなかった。
途方に暮れて懐中電灯を下に向けた時、Bが着ていたシャツが、途中に見えた気がして、そこに、懐中電灯をあてた。
ソファーの陰になっていて良く見えなかったから、ゆっくり、Bの名前を呼びながら近付いて行った。
間違いない。Bが着ていた服だ!!
確信した俺が、Bの名前を呼び、更に近付いた。
あともう少しという距離で、俺の足が止まった。
シャツは確かに見えている。でも、そこにあるはずの腕が見えない。
少し距離を置いて遠巻きにソレに近付いて行った。
真正面に立ち懐中電灯を照らした俺は……。
声に鳴らない叫びを上げ、滑りながら、転びながら、部屋を出て、階段を転げ落ちる勢いで降りて、玄関のドアを必死に開けようとしていた。
ドアは、開かなかったが背後で何かが動く気配があり、後を思いっ切り振り向いた。
そこに立っていたのは、CとDだった。
二人は、俺に懐中電灯をあて絶句していた。
それに気付き少し冷静さを取り戻した俺は、自分の服に目を向けた。
「あっ…………」
血だらけ、いや、血まみれといった方がいいかも知れない。とにかく、大量の血を浴びた様に濡れていた。
「ヤバいっここは、マジでヤバいっ!!早く出た方がいい!!何かドア壊せる物探して!!」と剣幕気に二人に言った。
「B………は…?」
Dがポソッと呟いた。
俺は、黙って頭を横に振った。
少しの沈黙、それを破るくらいの叫び声が、和室から響き渡った。
「A!!」 俺は、二人を押し退け、和室へ走った。
ドアを勢いよく開け放った時、あの臭いが鼻をついた。
CとDも俺の後ろから、部屋を覗き込み悲鳴を上げた。
2階のあの部屋と同じ状態だった……。
Aの姿は無かった。代わりに、赤い液体が部屋中を赤く染めていた。
もう…躊躇とかそんな事言ってられない。
とにかく、何処か壊してでも外に出るしか無かった。
そして、別行動はしない方がいいと、いうこと。
俺とC、Dは、ドアを壊せる様な物を探し、手当たり次第にドアを叩いた。
(壊れろ!!開け!!開けよ!!開いてくれ!!)そんな事を思いながら、三人で必死に叩いた。
そのかいあってか?そこがモロかったのか?一カ所が崩れた。
そこを重点に三人で叩き、人一人が通れるくらいの穴が出来た。
頭を出し外の様子を伺った。草木が風で揺れていた。人の気配も何も無いのを確かめて、Dを先に出し、Cを出した。その後で、俺が出た。
家を見上げて、BとAの事を思ったが、今は逃げるのが先だろうと、俺達は、車に乗った。
が、キーは、Aが持っていた為、車を動かす事が出来ない事を思い出し、俺達は、山の中を走り、国道に出た。
携帯を開くと、電波が入っていたので、警察に連絡をした。
最初、いたずらかと思われたのか?中々、信じて貰え無かったけど、CもDも俺も必死に説明して、取り合えず来て貰える事になり、道路脇に座り込んで警察を待つ事にした。
それから……気が付くと俺は、病院のベッドの上にいた。
何故か?警察に連絡を入れた後からの記憶が無かった。
今でも、何で病院に居たのかも判っていない。
わかったのは、それから、大分たった、3ヶ月後の事。
あの廃屋で、男女4人の変死体が発見されたという事だった。
でも俺の記憶に有る限りCとDは、生きていた。そして、警察とも電話で話してる。
だけど、警官は、連絡も受けてないし、誰とも話していないと、言っているそうだ。
今も、その廃屋は、あの山の中腹にある。
大分、崩れて形が変わってしまっているけど。
本当は、何があって廃屋になったのか?
誰も知る人は、居なかった。
いや…もしかしたら、知ってるのかもしれない。でも何故か隠してる。
隠さなきゃイケない何かがあって……でも…それなら、尚更、真実を話してくれてた方がよかったのにとも思う。
多分、ココが何処だか分かる人も居ると思う。
でも、絶対、行かない方がいい。
俺は、助かった?かもしれないけど、4人は死んだ。
犯人も捕まっていない。
人なのか?怨霊なのか?判らない。判らないから、行かない方がいい。
あれから、数年……
俺の左半身は、麻痺したままだ。
そして、気が付くと、あの廃屋に行こうとしている……。
俺は、4人に呼ばれてるのか?それとも。。。。。
初めて、サイトに載せた為、かなり長文になってしまいました。
携帯からの投稿で、文字数が合わず読みにくかったかと思います。
また、誤字・脱字も多数あったと思います。
すみませんでした。
長くお付き合い下さいまして、ありがとうございました。
―完―
※投稿者です。
携帯からのコピペな為、文字数に限りがあり、勿論、投稿する時にも文字数に限りが、あって、変なところで区切られてしまった事、お詫びいたします。
尚、この話の本内容を、ここのサイト上に公開して良いものか?迷い、少し話を変えてあります。(原文は、具体的な内容(グロ)になっていましたので、閲覧される方の気分を害する恐れがあったため。)
長々とお付き合い下さいまして、有り難うございました。
完
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話