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短編2
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実家の末路

先週、怖い経験をしたので投稿します。

中学生ですので文章表現が未熟な点と誤字、脱字は見逃して下さい!

私は築40年ほどの、古い洋風な家に住んでいます。

外観は普通なんですが、家の中にはシャンデリアがあったり、使われていないピアノや大きなフランス人形があったりと、子供の私からすれば少し異様さを感じる家なんです。

うちの親は特別裕福ではありませんが、知り合いの進めで中古物件を購入したみたいです。

家具や人形、絵画やピアノ諸々含め、格安で譲ってもらったそうです。

怖い経験をしたのは、1階と2階の階段の途中にある『中2階』と呼ばれている部屋で、私の自室です。

ここも奇妙な部屋で、壁紙は森の写真を引き伸ばして貼ってありますし、絨毯は真っ赤で8畳ほどなのにシャンデリアを装備しています。

前住居者の趣味と、これを気に入った親の神経をちょっと疑います。

前置きが長くなりましたが、そんな部屋に友人TとUが泊まり来た時の話です。

友人達もこの部屋の異常な雰囲気がお気に入りで、ちょくちょく泊まりにきます。

その日も夜中に恒例の壁紙の森から心霊的な、『なにか』を探す遊びで盛り上がってたんですが、勝手に本棚探索を始めていたTが、ある物を見つけ出し脅えていました。

この大きな高級本棚は、前住居者の物で手付かずの状態です。

難しそうで高そうな本がギッシリと詰まっていました。

親は将来、役にたつ時がくるかも…と漫画を並べる事と、ブック○フに持って行く事を禁じていました。

その本棚の奥底からTが見つけた物は、寄り添うように並べられた20センチ程の小さなフランス人形2体でした(女性)

その人形達は、悲しげな表情をしており、服もボロボロ。なぜか怨念めいた物を感じました。

Tも良くない物を見つけてしまったと感じたのか引きつった表情で固まっています。

Uが「おいおい、それはヤバくないかい」とニヤニヤしながら片方の人形を手に取りました。

この瞬間から、奇怪で現実離れした現象が起き始めます。

まずオーディオの電源が落ち、流していたBGMが切断されました。

3人で固まっていると、バチッ、バチッっと部屋のあちらこちらからラップ音が鳴ります。

友人達はヤバいを繰り返し連呼しています。

逃げる…選択肢は緊張と動揺から誰一人として出てきません。

すいません

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怖い話投稿:ホラーテラー さとしさん  

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