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短編2
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初投稿です。では。

これは2年前、母方の実家で体験した出来事。

その頃はまだバアちゃんが生きてて、毎年夏にお見舞いで家族全員帰省してたのよ。まぁお見舞いって言ってもずっと病院に居るわけじゃなくて、せいぜい1時間くらいで家にかえるわけ。そしたら当然暇で帰省中はほとんどゲームで潰してたわくね。

で、ある日俺1人で留守番することになって、いつも通りゴロゴロしながらゲームしてたのよ。

3時間ぐらいやってからかな、急にトイレ行きたくなって廊下の突き当たり右にあるトイレにかけこんだわけ。まぁ普通に用をたして出たら、目の前に仏壇のある部屋があるんだけど ほとんど物置状態になってて、窓まで物でふさがってて昼間でも薄暗い(ほぼ真っ暗)のね。

俺はこの部屋がどうも不気味で嫌いでさ、いつもトイレ出たら見ないように居間にもどるんだけど その時はなぜか見ちゃったのね。3秒くらい。

で、さっきほぼ真っ暗って書いたんだけど、窓の前に積まれた物と窓にも若干隙間があるのね。

だからいつもは、窓の横の壁に光の線が縦に映るのね。

それがその時はその光の線が見え隠れしてたんだよね。まぁでもその時はカーテンが風に吹かれて揺れてんだろーなくらいに軽く考えて居間に戻ってゲーム再開したのよ。で、ゲームのロード時間にふとおかしいことに気づいてさ、何で窓空いてないのにカーテンがゆれんだ?

…見に行こ。

再び仏壇部屋の前に立って覗いたら、やっぱ見え隠れしてんのよ。

で、部屋に入ろうとしたときにいきなり『チーン!』って仏壇のあれが鳴ってさ。

ビックリしてそのまま固まってたんだけど、少し経って何気に横向いたら病院に居るはずのバアちゃんが立ってんのよ。

で、俺と目が合って直ぐに仏壇部屋に入って行って しばらくしたらまた『チーン』って。

最早頭ん中真っ白でさ、そこでも1分くらい固まってたら 今度は携帯が鳴ってさ、親から。

バアちゃんが危篤だから今すぐ病院来い!って言われてチャリかっ飛ばして病院向かったんだけど、俺が着いたときにはもう息引き取った後だったんだ。

その後に親から聞いたんだけど、あの電話の前にも何回もかけてたんだけどずっと繋がらなかったんだって。あと電話が繋がるようになった直前まで、バアちゃんはずっと『○○(俺の名前)が危ない』ってうなされてたんだって。

多分あの時バアちゃんは俺を助けてくれたんだと思う。死に際まで俺のこと思っててくれたんだなと思うと嬉しかった。

でももしあの時バアちゃんが助けてくれなかったらと思うと少し怖くなった。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

文章力無すぎてイライラさせてしまったと思います。よかったら感想&アドバイスお願いします。

怖い話投稿:ホラーテラー 環八さん  

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