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短編2
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電話

実話ですが

全然怖くない不思議な話です。

文章も拙いので暇潰しに読んでくれると助かります。

社会人になって1年目のお盆休み。

友だちと休みが合ったので、ここぞとばかりに遊びたおし、気がつけば門限を優に過ぎてしまってました。

帰って口五月蠅く言われるのも

楽しかった時間を無碍にしてしまうので予めにと、家に電話をかけました。

1コール…。

2コール……。

なかなか出ない電話に

こちらの魂胆が見えたのかと電話を諦めたかけた瞬間コール音が止みました。

「もしもし…」

『――――――――』

いつもなら

『いま何時?』と

ヒヤリとする声が聞こえてくるはずが無音。

相当お怒りなのかと思いながらも、めげずに話しかけてみたのですが、受話器からは何一つ音が洩れてくることはありませんでした。

ご機嫌とりに

甘いものが入った袋を片手に家の門まで来ると室内は真っ暗で重々しい雰囲気。

外出禁止令覚悟で家に入ったのですが、家族誰一人として居ない。

ガレージに周ると車もない状態。

携帯のリダイアルの表示は実家だったので、間違い電話をかけていたわけでもなく、

訳も分からないまま

買ってきた甘いものを食べている最中に、家族全員が帰宅。

どこに行っていたのか聞くと、お盆と言うこともあって昼過ぎから遠く離れた親戚の家に行っていたとのこと。

私の電話に出てくれたのは誰か解らずじまいという不思議な話し。

怖い話投稿:ホラーテラー いよさん  

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