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短編2
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去年、久しぶりに地元の仲間と酒を飲みに行った。

久しぶりに会ったというのもあり、かなり上機嫌になりながら酒を胃に詰め込んだ。

メンバー全員がもうドロッドロに酔いまくりみんなが上機嫌だった。

仲間内の一人が笑いながら、このまま地元の心霊スポットまで行こうぜという話になった。

俺は普段そんな所にはとても行けないほどの小心者なのだが、酒がいっぱい入っていたのと、地元のメンバーがその話に賛成していたので、とても言い出せなかったのを理由にその心霊スポットに行くことにした。

心霊スポットは古いトンネル。別にそこで死亡事故があったとかも聞いてない。

かなり昔に作られた場所で、そこに行くと老婆だとか、兵隊だとかが現れ、みつかった

人間は霊界に連れてかれるとかいかにも嘘っぽい話があった。

まぁほかにも話は聞くが、とてつもなくヤバイ場所らしくテレビがここに来たりもしたらしい。

移動中車をブンブン走らせながら(飲酒運転だとかは勘弁して)みんなの談話に花を咲かせる。

カーナビにはこの後雨が降るとか表示されており、ラジオから軽快な音楽を鳴らしながら俺達は心霊スポットまでたどり着いた。

うわやばそう。そんな雰囲気を漂わせていたが、俺達はやはり酒が入っていたのもありそんな雰囲気を吹き飛ばしながらそのトンネルの中に車を走らせた。

かなり長いトンネルらしいとは話に聞いていたが、確かに長いトンネルだ。

5分ほど走らせると、何もでねえじゃん!うそっぱちだな幽霊なんて!と俺達は大笑いしていた。車の屋根からポツポツと音がする。あぁ、雨が降ってきたのか。かなりザァザァぶりなのか、かなり激しく屋根を打つ音がした。そろそろ帰るか。

俺達はトンネルを抜け帰路についた。

で、酒が冷めた今日、俺はあまりの出来事に血の気が引いた。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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