【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

中編3
  • 表示切替
  • 使い方

事故?事件?

これは友人から聞いた話です。

正直、今でも私は信じきれないのですが真実な話しです。

nextpage

wallpaper:149

K県のA市のとある廃墟病院。

その場にいたのは全員で5人。

A君E君C君M君S君。

話はいつもいるコンビニから始まった。

A君「なぁー…そろそろ夏も終わるし肝試しでもいかねぇー?」

C君「あーーそうだねー行くー?笑」

E君「行きますか!笑」

S君「んじぁー廃墟病院知ってるんだけどそこにしてみない?」

A君「まーなんでも良いけどとにかく行くか!」

nextpage

wallpaper:187

全員バイクを持っていたのでバイクで廃墟病院のあるA市まで行った。

そしてその廃墟病院は長い廊下がずーっと続いていて5階だてのかなりでかい廃墟病院だった。

肝試しの内容は5階まで行き、どこからでも良いので外に向かって懐中電灯をチカチカさせるというものだった。

nextpage

wallpaper:210

最初はA君が行くことに。

A君「最初は俺が行くよ。お前らとは違って俺はチキンじゃないんでな。笑」

A君はすぐに帰ってきた。

その次にS君。その次にC君。そして最後から2番目のM君が行った。

それから10分…30分…40分とたっても帰ってこない。

A君「M遅くないか?他の奴が行ったとき遅くても20分くらいだったよな?」

S君「確かに。俺もちょっと迷ったけどこんなにはかからなかった。」

E君「なんか嫌だなー。笑」

そんなことを話してから5分…10分とたったときの事だった。

nextpage

「うわぁああぁああーーーーーー!!!!!!」

C君「あれってMの声じゃないか?!」

そういった瞬間、みんな廃墟病院に走って入った。

だが、どんなに探してもMの姿がない。

S君「きっとビビって帰ったんじゃない?」

E君「とにかく一度集まってた場所に戻ろう。」

そして戻ったら一台だけバイクがなかった。

S君「あれ?Mのバイクだけないよな?」

A君「ほんとだ。あーやっぱり帰ったんだよ。笑」

E君「だな。笑 このあと俺ん家で泊まってかない?」

C君「良いねー!そうしよーぜ。」

nextpage

wallpaper:200

そのままみんなE君の家で泊まりその日は寝た。

次の日の昼頃、Mの母から電話が来た。

母「うちの子がまだ帰ってないんだけど知らない?」

E君「昨日の夜帰ったと思いますよ?」

母「わかったわ。探してみるから連絡来たら教えてちょうだい。」

nextpage

wallpaper:200

それから数分したらまた着信が。

でも知らない番号だったので最初は出なかったのだが何度もかかって来るので仕方なく出てみると知らない女の人の声で「M君が○○病院の401号室に入院しているので来てください。」

答える間もなく電話は切れたのでおかしいと思いかけ直してみると、「この電話番号は現在使われておりません。電話番号をご確認のうえもう一度おかけ直ししください。この電話番号は……」

何度かけ直してもつながらなかった。

nextpage

A君「○○病院って昨日肝試しに行ったとこだよな?S?」

S君「そうだよ…行ってみる…?」

そして廃墟病院へ。

wallpaper:210

もちろんなことながら看護師や医者などは誰もいなく、みんなで階段を上がり401号室の前までやって来た。

nextpage

wallpaper:61

Eが無言でドアを開けるとそこにあったのはMのバイクとMが横たわっていた。

バイクはバイクなのか?と思う程までにボコボコにされあり得ない方向で突き刺さっていて、M自身は顔面がグチャグチャ。

そして何故か腹がえぐれていたらしい。

泣き出し、みなんな震え動けなかったそうだ。

我に返った1人が急いで警察へ連絡。

何分かして警察が到着した。

nextpage

wallpaper:149

それからいろいろと話を聞かれ

いろなんことを話したららしい。

肝試しのこと。

Mの叫び声のこと。

電話のこと。

でも手がかりが何もないらしく事件は迷宮入り…

Mの親は裁判をおこしたが賠償金はもらえず事件ではなく事故として処理されたとのことです。

____

長い話を読んでいただきありがとうごさいました。

Concrete
コメント怖い
0
4
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ