コックリさんを書いた者です。
中学の時の話をまとめたので続き
中学の事
良くあるミニオカルトブームが来て
暇さえあればみんな怖い話を喋りまくっていた
自分も隣の奴なんかと怖い話をしていた
こいつはA太って呼ぼう
その内お約束なのかコックリさんをしようって話に変わっていった
無論俺は大反対。また変な事起きたら困るし責任も取れる自信が無かった
そしたらA太が「怖いんだろ」って冷やかしてきた
今思えば開き直って「ソウデス。」とか言えばよかったんだが
厨房なんて馬鹿なプライドの塊みたいなもんだから
意地になってつい「やってやる!」なんて言ってしまった
じゃ明日の放課後、教室に集合と決まった
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最初二人だけでやると思ってたんだけど
A太がわざわざ男1人、女子2人も連れてきていた
皆が黙々と準備してる時
流石にこのままではまた何か起こるかもしれないと怖くなり
結局俺はやらない事にした
また冷やかされたがビビッてしまってやらないと言いつづけた
仕方なしに俺抜きでやる事になったんだが
心配だったので教室の後ろの端っこで見ておく事にした
机をくっ付けて4人が机を中心に十時に座って、コックリさんを始めたんだが
俺と一人挟んでA太が向かい合うように座っていたんだけど
そのA太の様子がおかしい
目を見開いてずっと俺を凝視している
あの時初めて人の顔が青ざめる瞬間を見た
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あの時のようにA太が歯を鳴らしながら震え始めた
周りの皆も気づいたらしくA太の心配をしている
よく見るとA太の視線が俺の足元に変わっていた
もしかして何か出てきている?
そう思って皆に俺を見ずにA太を連れて逃げろって言った
すると皆がこちらを向きそうになったのですぐ横のカーテンに包まって
早く連れて逃げるよう叫んだ
皆もいまいち分かっていなかった様だが
ドアが開く音がして走る足音が聞こえたのでカーテンから出た
皆が居なくなり机がポツンと残っている
とりあえず前と同じように机を蹴り飛ばす
念のため紙と10円玉を何度も踏み潰した
で10分位して皆が戻ってきた
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皆の様子は変わっていなかったがA太だけすごく怯えていた
皆にいろいろと質問されたが分からないと嘘をついた
で仕方が無いから家に帰ろうと決まった
俺はA太と帰る事にした
A太は凄く嫌がっていたが秘密を話すっていうと嫌々OKしてくれた
そして帰り道A太に前にもコックリさんをやって大変な目にあったと話をした
で靄が出てきた所まで話をした時
A太が違うと言って来た
「俺が見たのは黒い人のような塊だった
それがお前の体から落ちて?こちらに向かって這って来た」
なに言ってんだコイツ?って思ったが頑なに人だと言い張る
「まじでお前お払い行け」とか言われた
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で結局話はまとまらずその日はそのまま解散した
でも何日か経つとA太が交通事故にあった
足を捻挫するだけの軽症だったから良かったけどね
良くはないかも知れんが
今回は被害が一人だけだったので騒ぎにならずに済んだが
A太からも距離を置かれるようになった
今回の話はこんな感じ
読みづらい上あんまりまとまってないがスマンorz
作者退会会員