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肝試しに行ったら子どもが…の後日談です。
数ヶ月後、どこからその話を聞いてきたのか解りませんが
友人Hが○○に子供の幽霊が出る家があるらしいんだけど行ってみないか?
と言う話が出たので、行ってみる事にした。
メンバーは私と友人Mと今回主人公の友人Hの3人だった。
当然、私と友人Mは既にそのネタは知っていましたが、どうせ暇だし知らないフリをして
友人Hに付き合う事にした。
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友人Hは、ちかくの川で溺れた子供の霊が出るとか
ライトは消さないと憑りつかれるとか、そこに止まってはいけないとか
若干違う内容が追加された説明を始めたので、ほうほうと聞きながら
例の場所へ案内してもらった。
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○○橋の横の路地を入ると、すぐにライトを消せと友人Hから指示があったが
暗いから危ないとか理由を付けてライトを消すのを拒んだ。
すると友人Hは、憑りつかれるからライトを早く消せ!とブチ切れそうになりながら
声を荒げて言い始めたので、わかったわかったと、なだめながらライトを消した。
しばらく、進むを例の家が見えてきたので「あれか?」と友人Hに聞くと
たぶんあれで間違いないと思うと応えた。
そのまま進んで行って、もうぼんやりと子供の霊?が見えてきたのに
友人Hは無言だったので「ここ?何か見える?」と聞いてみた。
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友人Hからは相変わらず返事が無かったので友人Mに「何か見える?」
と同じ質問をちょっと笑いながらした。
すると友人Mは「なんも見えないけど、どうなんだ?ガセか?」と答えた
っと、その時
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shake
H「ばっか!いるじゃねーーかよおおおお」
私「え?どこに?」
H「階段のとこに2人いるじゃねーーかよおおお」
M「誰も居ないぞ?」
H「いるだろうがああああ!おまえらバカか!」
私「何もいないよなぁ?」
H「いるだろうあそこにいいい おぇえええええ」
H「おえぇえええええ」
友人Hは、泣いて吐きそうになりながらパニックに陥っていた。
あまりにも可愛そうなので、ライトを付けたままもう1周してあげた。
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数週間後・・・
後輩から○○に子供の幽霊が出る家があるらしいんですけど知ってますか?
と聞かれた。
もうめんどくさいので、何か聞いたことあるけど良く知らないと答えておいた。
作者退会会員