夢を見た。
白いワンピースの女が私を見ている。
無表情の女はジーっとこっちを見ている。
ふと場面が変わり、自分のベッドに横向けに寝ている。
目の前は壁なのだけど、壁に張りつくように私と同じ横向けになって、私を見つめていたのだ。
さすがに怖くなった私は早くこの夢が終われと願った。
だが場面が変わっても女がいるのだ。
そして目が覚め窓から日が射し込んできて、私はホッとした。
だけどまた眠気が眠ってしまったら、またあの女が出てくると思い、眠らないように耐えていた。
すると布団の中が膨らんだのだ。
何が起こったのか分からず、ただ膨らんだ部分を見つめていたら、突然中からあの女が出て来たのだ。
そして女が私を見つめて一言「‥そんなことをしても無駄よ‥‥」薄気味悪い笑みをして言ったのだ。
私は気を失ったのだ。
あの女は何者だったのだろうか?
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話