とあるサイトがあった
とある小学生が立ち上げたスレだった
そのスレは怪談をカキコしあう
そのために作られたサイトだった
これより以下は原文である
568>>> 名無しの怪談
最近減ったね おもしろいの
569>>> 名無しの怪談
オフ会でもする?
570>>> 名無しの怪談
569>>>馬鹿じゃねぇの
この流れでどうしたらオフ会になるんだwww
571>>> うるさい570>>>しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね572>>> 名無しの怪談
ここでそうゆうのは止めて
そうゆうあんたらが死ねよ
573>>> 名無しの怪談
と 言うあんたもしね
574>>> 名無しの怪談
怪談 タイトルは「エレベーター」
580>>>から
575>>> 名無しの怪談
いまそうゆうの期待してない
オタっぽい2人の喧嘩楽しいwww
576>>> 名無しの怪談
575>>>もしね
:
:
999>>> 名無しの管理人
このスレも終わりですね
あまり怪談なかったですけどwww
まぁよかったとおもうんだお!
じゃあ最後に誰か!
これってゆう怪談お願いします(=。_。)
しばらく誰も更新しなかった
誰も ただの1人も
だがある日1000件目が遂に更新された
1000>>> 名無しの怪談
http://www.en5r6w1r4t1=t4.1s3****
--------------------------------------------------------------------------------
スレッドが終了しました
新たにスレッドを立ててください
--------------------------------------------------------------------------------
最後に書き込まれたのは
アドレスだった
始めにそれを見たのは管理人の小学生
因みにこの後新しいスレは
立てられていない
このスレ自体が半年後には無くなっていた更にこのスレにかかれた
最後のアドレスのサイトも
現在は存在しない
ではこのアドレスの先には
いったいどのようなサイトが
存在していたのか
信じるも信じないも自由だが
「呪われたwebpage」である
この名前は後からつけられていた物で
実際、正確には
「怪談webpage閲覧の認証・又その同意意志確認の詳細説明」という名前である
よくある課金系のサイトの
一番始めにする同意のページと同じく
サイト閲覧に関する同意を
求められるページであった
詳細説明は以下の通りである
原則
このサイトは一度のみ閲覧可能です
このサイトを閲覧する際には
以下の条件の同意を押して頂きます
Ⅰ このサイト閲覧後に起こる心身への影響は同意された方の自故責任です
当サイトは一切責任を負いません
Ⅱ このサイトでは強制的に音量が最大になります
如何なる音が出ても責任は負いません
Ⅲ このサイトでは心霊的な画像又は動画が次々と開かれます
如何なる恐怖が生まれても
責任は負いません
Ⅳ このサイトが原因だと思われる機器の故障ないしその他の故障は自故責任です
Ⅴ この全てを同意出来る方のみ
どうぞごゆっくりと閲覧下さい
と 全4点に同意した場合のみ
閲覧が可能となっていた
そしてこのサイトを閲覧した者の
体験談をここにかこう
始めにいっておくが
管理人の小学生についてはここでは
説明しない
よってこの話は管理人の小学生ではない
ある女性の話である
女性は始めのスレからではなく
友人から教えられて見たのだった
壊れかけのパソコンだし
周りに家は少ないし
怖いのは大丈夫だし
と思って軽い気持ちで同意して
閲覧を押した
するといきなりすごい音が鳴り出した
怖さを演出するような音だった
始めは驚いたがすぐに慣れた
音楽が一段落すると静かな音楽に変わり
画像が急に開いた
目のえぐられた人の顔の画像であった
次は血だらけの部屋にいる人
顔がない
次は荒れた都会のような場所に
数え切れないほどの拷問されている人
次は…というように始めの30ぐらいは
画像が続いた
35ぐらいから動画が入り混じり
50個目の動画は虐待によって
死ぬまでずっとドライバーで刺される
男の子の映像だった
もはや恐怖をこえた戦慄だった
グロさが増した画像や動画が次々と
開かれていく
60を越えたときには既に涙も出ず
ただただモニタから流れる叫び声や
血の音、人とは思えない画像と動画
70を越えもう耐えられず
シャットダウンを押したが
反応はしなかった
震える手で電源を長押しした
だがそれでも消えなかった
コンセントを抜いた
それでもなお新たな画像、動画、
叫び声、血、視線、微かな呼吸の音、
途絶える呼吸…
遂には人をチェーンソーで斬り始める
動画まで出てきた
深夜 それもただ一人女性が
まともな精神状態で見れるものの
範囲を越えていた
もう消すことは不可能だと思った女性は
目を閉じ耳を覆おうとした
動かない
体がどこも動かない
目はこの上ないほど開き
耳は今まで感じたことないほど澄んでいる85…90…もう叫び声も掠れていた
「い、いやぁ…………
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
絶叫だった
人のものとは思えない程の
「もう……殺して………」
この先は語らない
語れない
これだけは言おう
このサイトは現実にあった
実際に存在したサイトである事に
間違いない
実際に存在した
ちょっとパソコンと家と人間が
おかしくなってしまうサイトである
作者共鳴部
これは怪談ですが、れっきとした、サイバー犯罪を利用した心理的殺人と推理することも出来ます