ある夏休み、凄く開放感のある日が訪れた
父さんは出張、母さんは飲み会、兄ちゃんは友達の家に泊まりに行った
つまり、家は俺一人の一日一人暮らしみたいな日がきた
正直、大人ぶって、一人で、家にいた
午前12時くらいの話だ
ケイタイがなった
友達からだった
「はい、もしもし?」
友達は張り切っていた
「おう、あんさぁ~今から肝試し行かない?」
俺は正直めんどくさいように行った
「カナリいきなりだな~まぁ~いいけど」
「じゃぁ~さぁ~今から、何人かお前の家行くから!・・・ブッブッ」
カナリの一方的さに正直うんざりしていた
そして、2分して、インターホンがなった
俺はまだ準備もしていないことから、びびった!
「来るのはや!」
そう言って、ドアをひらいた・・・が
しかし、誰もいない
「ピンポンダッシュすんなよ、あいつら!」と一言つぶやいて
ドアを閉めた瞬間
ピーポー。
インターホンがなった
俺は、カナリ急いで開けたが、やはり、誰もいない
「いい加減にしろや!」
と言って、勢いよくドアを閉めた
それから20分後友達4人がきて
男二人女二人だった
「おそくなった!」
「なまら早くきてたべや!」
周りにいる友達が呆然として、立ってる
友達の中の1人が口を開いた
「なんで?」
俺は怒りながら言った
「てめぇ~ら、ピンポンダッシュしただろうが!」
笑いながら友達は
「そんなガキくせぇ~ことしね~からw」
笑いながら、だったが、ウソはついてないように見えた
そういって、肝試しに行くことになった俺は
一人の女子にビビらされた・・・
「気をつけてね・・・」
内心ヒヤヒヤで、
「ふ、ふざけんなってw」っと苦笑いして
心霊スポットに向った
そこは、大して、有名でもなく
でも、深夜とあって、どこ歩いても怖くは感じてしまうのだが
女子がいることにより、強がっていた俺がいた
早速ながら、中に入ってみる
俺はビビリつつ言った
「ちょっと、ビビルな」
男、二人が先頭を引き
俺は結構後ろにいた
だが、俺の後ろにも誰かいたので、挟まれているという安心感があり
あまりビビルことがなかった
中に入って、20分したところだろう
みんな、飽きたのか、もう帰ることになった
だが、後ろのやつが、カナリ息が荒いので
吐息が俺の首らへんに掛かるから、俺は
「ちょっと、息荒くな・・・?」
後ろには誰もいないんだ・・・
前にいる女子に俺は問いかけた
「俺の後ろ誰もいなかったけ?」
笑いながら
「誰もいるわけないじゃんw」
友達の一人が
「雰囲気作ろうとしてんじゃね~よ、へたれ!」っと
俺の言っていることが冗談に聞こえているようだ
だが、俺はいたって冷静だった
どうせ、気のせいだと解釈したからだ
心霊スポット、からでて
そこからみんな、解散した
俺は夜道、一人で、歩いていた、
「MP3もってくればよかった」と呟いた
内心怖くて、たまらなかったからだ
歩いていると
フゥーフゥーフゥー
後ろから、吐息の音がした・・・
俺は、何も考えず、無人の自分の家に猛ダッシュで帰った
鏡に映る自分すら、怖く、
部屋に戻り、速攻着替えもしないで、ベッドの中に入った・・・
時計は午前三時を周っていた・・・
時計の針の音、心臓の音、俺の焦った吐息の音・・・
なぜか、俺以外の吐息の音がする・・・
俺の後ろから
フゥーフゥーフゥー
俺は、汗まみれにながら、硬直してしまった
必死に、目をつぶったが
吐息の音は聞こえる
すると・・・
「やっと、家に入れた…」
俺の耳元で以上に高い声で笑う女の声に
俺は気を失ってしまった
そのあと、俺は鎖骨を折るなど、金が盗まれるなどと、不幸なことが立て続けに起きた
長い文章読んでいただきありがとうございました^^
怖い話投稿:ホラーテラー 河童さん
作者怖話